欧米の保護者94.5%「子供がネットを使うのはキケン」〜F-Secure調べ

2008年4月7日(月) 19時07分
上から、ネットの接続時間を制限する、有害情報にアクセスしてしまう、ネットは安全である、に対する回答。左側がもっとも同意しないという回答。右側にいくほど設問に対して同意するという回答の比率となるの画像
上から、ネットの接続時間を制限する、有害情報にアクセスしてしまう、ネットは安全である、に対する回答。左側がもっとも同意しないという回答。右側にいくほど設問に対して同意するという回答の比率となる
 日本エフ・セキュアは7日に、フィンランドF-Secure本社が行った、「子供たちのネットの安全性」に関する調査結果について発表を行った。

 F-Secureの調査によると、欧米の大多数の保護者は「子供たちのネットの安全性を懸念している」との結果が出ており、「ある程度は安全」であると感じている保護者は18%、「まったく心配ない」と思っているのはわずか5.5%だった。実に保護者の94.5%がなんらかの危惧をいだいているわけで、この心情は日本でも変わりないと思われる。またペアレンタルコントロール(迷惑サイト防止機能)が一般的になっているにもかかわらず、半分近い保護者は、子供がインターネットを使用している間の安全性に疑問を持っているとのこと。

 欧米諸国の中では、子供のネットの安全性に対する懸念はドイツが一番高く、保護者の77%が「子供たちはネットでも安全である」の項目に反対した。一方、イギリスでの反対は38%だった。ただし「まったく心配ない」と感じている保護者はイギリスでも4%と少なく、カナダの6%、アメリカやフランスの7%より低い結果となっている。

 また「子供たちは設定したネット接続時間を越えてはいけない」という項目に対し、「強く同意する」と回答をした保護者が北米では多く、アメリカ27%、カナダ23%となったが、ヨーロッパに目を向けると、17%と大きく下がることがF-Secureの調査で判明した。

 これに対して、F-Secure社コミュニケーション&ブランドディレクターのパー・アンドラーは「保護者は子供たちのインターネット接続に対して、危険性があることを明確に認識しています。しかし悲しいことに、ネット接続に時間制限を設けたり、閲覧するコンテンツに制限を掛けたりすることをしていません」と警告を述べている。
《冨岡晶》
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