東京の公衆無線LAN利用はNYを抜いて世界第3位、2.5Gモバイル通信はいまだ必須〜米iPass調べ
発表によると、2007年度後期のビジネスユーザによる公衆無線LAN利用は前年同期比89%増で、欧州での利用は世界全体の31%から40%に拡大、米国での利用は59%から51%にまで低下した。中でもロンドンでの利用が前年同期比156%にまで伸び、世界で最も公衆無線LANが利用されている都市となった。
公衆無線LANの利用が急増している地域としては、中南米が前年同期比133%の伸びを示し、特にブラジルでは前年同期から3倍伸びて上位10カ国にランク入りした。都市ごとの利用比較では、東京が前年同期比118%という成長率で、ニューヨークを抜いてロンドン、シンガポールに次ぐ世界第3位となった。
公衆無線LAN利用は出張先での利用が世界全体のセッションの4分の3を越えている。もっとも頻繁に利用されているのは空港で総セッション数の45%だが、ホテルでの利用も146%と急速な普及を示している。駅や列車内での利用は前年比217%と急増し、特に列車通勤が必須となっているロンドンと東京が大きく貢献している。その他の場所では、公衆無線LANを設置したレストランが前年比217%以上と著しい成長を示し、カフェの35%、書店の26%と他を大きく引き離している。
■日本で公衆無線LAN利用の多い場所トップ10(2007年度後期)
1. 成田空港
2. 羽田空港 国内線ターミナル
3. 品川インターシティ
4. JR東京駅 東海道新幹線
5. マクドナルド武蔵中原店(川崎)
6. JR品川駅 東海道新幹線
7. JR仙台駅 2階びゅうプラザ
8. 広島空港
9. 大阪国際空港
10. JR名古屋駅 東海道新幹線
3Gモバイルデータカードの利用では、アクティブユーザーあたりの月次利用量が着実に伸びていて、2007年第1四半期の平均152MBから第4四半期の190MBへと増加している。また、3Gが接続全体の70%を超える一方、屋内利用や大都市圏以外の3Gが普及していない地域への出張時などにより低速な2.5Gを使わざるを得ないユーザーが過半数を占めている。
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