アスコム民事再生法の適用を申請
アスコムは、アスキーの書籍出版部門の一部が、経営再建にからむ組織変更などに伴う形で独立した出版社だ。アスキーから分離した2002年当初は商号をアスキー・コミュニケーションズといい、2003年にはアスキーとの資本関係もなくなり、商号をアスコムと改めた。NHKの「ためしてガッテン」や「英語でしゃべらナイト」のライセンスを受けた定期刊行物や「借りたカネは返すな!」などのヒット作も手がけていたが、慢性的な業界の高返本率の中、新刊により売上は確保できても利益率が低迷する状態が続いていた。新刊点数を抑え、1月にはアスキー時代からの経営陣を交代させるなどの施策をとっていたが、不良在庫処分にかかわる特別損失の計上など最終的な赤字額は1億9500万円となり、民事再生の申請となった。
アスコムは、2月21日の段階で従業員も解雇され、事務所を閉鎖していた。経営陣は著者や債権者に説明しつつ、自力での再建の道を模索していた。
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