“モノ”の持出/持込を徹底管理〜NEC、RFIDを活用した資産持出管理
両社は「モノ」という資産に着目、社内で実証実験を行いながらノウハウを蓄積し、「RFIDPassChecker」を開発・製品化したという。この新システムでは、従来は管理台帳など人手に頼っていた作業を簡易化するため、あらかじめ資産情報を記録したRFIDを活用し、移動した資産の所在状況を随時管理することで、資産管理の精度向上を実現した。RFIDゲート通過時に時刻、対象資産のログが自動採取され、資産の所在履歴がデータベースで一元管理できる。また事前に持出許可された資産にRFIDタグを貼り付け、RFIDゲート通過時にRFIDタグを読み取ることで、持出/持込許可された資産か否かを自動チェックすることもできる。このため、棚卸しや業務で必要な際、「いつ」「誰が」「何を」持ち出したか、対象資産の所在や利用・返却状況を瞬時に把握することが可能となった。また、持出履歴から資産の利用頻度を分析できるため、遊休資産の特定や余剰資産の削減を行うことも可能とのこと。
具体的には、持ち出される資産に基礎情報を書き込んだRFIDタグを付け、RFIDリーダライタでタグを検知しログ管理を行う。不正持ち出し行為に対しては、パトライトの点灯やブザーで警告すると同時に、管理者へメッセージが発信される。特にセキュリティレベルを上げる必要のある重要な「モノ」に対しては、ICカードリーダを組み合わせて「誰が」という人の認証を行うことで、段階的なセキュリティレベル設定も可能となっている。
またNECのミドルウェア「WebOTX RFID Manager」を使用することで、EPCglobalに準拠したマルチデバイス対応が実現可能となっている。
価格は、パッケージ本体1セット税別100万円から。NECソフトとNECは、関連機器およびSI・保守を含めて、初年度に10億円の売上を見込んでいるという。
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