日本TI、「OMAP35x」汎用プロセッサの新製品4種類を発表
「OMAP3503」「OMAP3515」「OMAP3525」「OMAP3530」の4製品で、いずれもARM Cortex-A8コアを採用し、マルチメディアに対応したペリフェラル、OpenGL ES2.0準拠のグラフィックス・エンジン、ビデオ・アクセラレータ、TMS320C64x+ DSPコアのさまざまな組合せで提供される。
OMAP35xに搭載のスーパースカラCortex-A8コアは、600MHzにて動作し従来の300MHz ARM9デバイスに対して4倍以上の処理能力を持つとのこと。高集積シングルチップにより、ノートパソコンのような処理性能を、ポータブル機器に適した消費電力で実現できるとしており、民生の組込み機器および医療機器など、従来より幅広い市場の顧客層に向けて展開するものだ。グラフィックス機能とビデオDSPテクノロジーも搭載されており、シングルチップ・ソリューションとして高レベルのマルチコア処理機能が可能となっている。
「OMAP3525」と「OMAP3530」はマルチメディア重視の顧客に対応するため、TIのDaVinciソフトウェア・テクノロジーを搭載し、「OMAP35x」デバイスの中でもビデオ関連のパフォーマンスが特に強化されている。「OMAP3503」を基本形に、「OMAP3515」は量産品として初めて統合OpenGL ES 2.0グラフィックス・エンジンを搭載、「OMAP3525」は「C64x+」DSPを集積、「OMAP3530」はスーパーセットのデバイスとなる。なお、これら4製品は互いにピン互換性を確保しており、1つのプラットフォームで幅広い製品ポートフォリオを構築できる。既存のARMや「C64x+」DSP用に開発したソフトウェアも「OMAP35x」のコア上で動作する。
「OMAP3503」の100個受注時の参考価格が単価で25.95ドルとなる。0.4mmピッチのパッケージがサンプル出荷中で、0.65 mmピッチのパッケージは2008年第2四半期の発売を予定している。「OMAP3503」以外の3デバイス(「OMAP3515」「OMAP3525」「OMAP3530」)は、開発ツールとともに、2008年後半に提供を開始する予定とのこと。
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