1月のスパイウェアランキング、「System Doctor 2006」が返り咲き〜ウェブルート調べ

2008年2月8日(金) 15時28分
 ウェブルート・ソフトウェアは4日、2008年1月に国内でもっとも多く検知されたスパイウェアのランキングトップ10を発表した。

 このランキングは、ウェブルートのスパイウェア検索ツール「Spy Audit(スパイオーディット)」を利用して集められた、最新のスパイウェア情報に基づくもので、ウェブルートが分類するスパイウェアのカテゴリから、「アドウェア」「トロイの木馬」の2つのカテゴリにおけるトップ10を集計している。

 今月は「アドウェア」分野で、偽セキュリティソフトウェアである「System Doctor 2006」が再びランクイン、圏外から1位となった。「System Doctor 2006」ユーザの同意なしにインストールされ、Windowsのスタートアップに登録される詐欺的なシステムメンテナンス・セキュリティアプリケーションだ。ウェブルートでは、このプログラムを自身でインストールした覚えがない場合、削除を推奨している。また2位の「Virtumonde」、3位「TrafficSolution」、さらには4位〜6位、9〜10位のアドウェアがすべて圏外からの返り咲きとなった。アドウェアの流行変遷の速さを伺わせる結果と言える。「トロイの木馬」分野では、「Trojan-Downloader-Zlob」「Trojan Hachilem」「Trojan-Phisher-Bzub」がトップ3となった。Trojan Hachilemは先月2位だが、やはり1位3位は圏外からの返り咲きだ。

 昨年下半期には、国内の7つの企業および自治体が、Web上にトロイの木馬の感染を誘引する罠を仕掛けられた。信頼性が高いと思われていた企業や自治体のサイトももはや安全とはいえず、実際に告知されているだけでも、月に一件の割合でサイトが改ざんにより罠をしかけられているとのこと。ウェブルートでは、インターネットを使う際に、セキュリティパッチ、およびセキュリティ対策ソフトが最新になっていることを確認するよう呼びかけている。
《冨岡晶》
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