ソフトバンクテレコム、次世代ネットワークを配送サービスの高度化実験に提供〜最適経路の選択や個人情報保護に活用

2008年2月4日(月) 21時04分
「メッセージングネットワーク」概念図の画像
「メッセージングネットワーク」概念図
「配送サービス高度化実証実験」概要図の画像
「配送サービス高度化実証実験」概要図
 ソフトバンクテレコムは4日、「ユビキタス空間基盤推進協議会」と共同で実施する配送サービスの実証実験に参加し、システム開発やネットワークを提供することを発表した。神戸市が総務省より受託して実施する「地域ICT(Information and Communication Technology)利活用モデル構築事業」の一環として行われるもので、ソフトバンクテレコムは、次世代高度ネットワークとして開発を進めている「メッセージングネットワーク(仮称)」を提供する。

 メッセージングネットワーク(仮称)には、メッセージの中身を見てルーティング(最適な経路を選択して伝送)する機能、メッセージの中身に応じてQOSなどのオプション機能が適用可能、データのフォーマット変換機能、メッセージをマルチキャストで配信する機能といった特徴があるとのこと。今回は、神戸市のモニタエリア内で実験される荷物の配送システムのネットワークとして利用される。

 「uコード」と呼ばれる位置情報を用いて、(1)配送伝票に「uコード」のみを記載し個人情報を記載しない「セキュア配送」、(2)配達時点で不在の場合などに配達員にネットワーク経由で詳細な指示を与える「配送指示の高度化」という、2つの業務モデルについて、将来的な実現の可能性や効果などの検証を目的に行われる。その中で「メッセージングネットワーク」はモニタと配送事業者との間のコミュニケーションを効果的に実現するために活用される。

 具体的には、モニタは自分が不在になる時間帯や戻る時間などの情報を、自分の家に荷物を持ってくる配送員にだけ知らせるといった利用法となる。実験期間は4日〜17日で、実験エリアは兵庫県神戸市中央区ほか、参加モニタは100団体(企業・団体・個人など)の予定。
《冨岡晶》
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