日立電線、次世代ネットワークセキュリティ「AccessDefender」を開発〜iUTMコンセプトを実現

2008年1月28日(月) 17時23分
 日立電線株式会社は、次世代のネットワークセキュリティシステム「AccessDefender」を開発し、同システムを搭載した認証スイッチApresiaの新機種「Apresia4328GT」を2月1日から販売する。同社が提唱する「iUTM」コンセプトを実現した製品となっている。

 UTM(統合脅威管理、Unified Threat Management)とは、従来個別に提供されてきたファイアウォールやVPNなどのセキュリティ機能を、1台のシステムに統合し、より簡易に導入し高度に活用できるようにした機器。通常、外部からの自社ネットワークへの攻撃対策において用いられているが、日立電線では、内部のネットワークセキュリティにもUTMの概念を導入。内部からのネットワーク接続に必要なセキュリティ機能を統合実装する「iUTM(Internal UTM)」というコンセプトを提唱し、このコンセプトを実現した「AccessDefender」を開発した。

 「AccessDefender」は、ネットワーク認証機能を核として、各種セキュリティ機能を1つに統合したネットワークセキュリティシステム。核となるネットワーク認証機能では、国際標準規格であるIEEE802.1X認証、独自の認証方式「ApresiaNA」で実績を積んだWEB認証とMAC認証に加えて、IPアドレスを利用するゲートウェイ認証が使用できる。また、統合されるセキュリティ機能は、特定の条件に該当する通信を認証状態に関わらず許可する「認証Bypass機能」、悪意を持ったユーザーがネットワーク認証完了後にネットワーク上のデータの盗聴を防ぐ「LAN盗聴防止機能」、ユーザーが他人のIPアドレスを勝手に使用することを防ぐ「IPアドレス詐称防止機能」、Apresia一台ごと、またはポートごとに認証できる台数を制御することができる「接続端末数制御機能」等となる。

 「AccessDefender」は、2月1日から販売開始となるイーサネットスイッチ「Apresia4328GT」から搭載される。今後は、すでに販売をしているApresia13000-48X、Apresia4348GT、Apresia4348GT-PSRや、あらたに開発・販売をするApresiaシリーズにAccessDefenderを搭載していく予定とのこと。なお、Apresiaシリーズの2008年度の売上高は、120億円を予定している。
《冨岡晶》
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