京セラ、三洋電機の携帯電話事業を正式に譲受へ〜会社分割により事業承継
三洋電機の持つ携帯電話、PHS、無線通信システム等の開発、製造、販売事業について、会社分割を行い、京セラが事業を承継する。昨年2007年10月11日にすでに事業の譲渡に関しては発表されていたが、それぞれ同日の取締役会において、事業承継・最終型約締結が正式決定となった。事業承継は会社分割により行われ、三洋電機を分割会社、京セラが承継会社となる吸収分割の方式がとられる。
京セラは携帯電話、PHS、無線通信システム等の通信機器関連事業を主力事業の1つと位置付けており、数多くの競合他社が存在する同業界において、熾烈な競争を勝ち抜いていくために、三洋電機が有する国内および北米での強固な顧客基盤を取り込み、規模の拡大を図るとしている。
今後は会社分割承認取締役会が1月29日(京セラ側)と1月30日(三洋電機側)に行われた後、1月30日に会社分割契約締結、4月1日が分割期日(効力発生日)となる予定。
事業承継の対価については、京セラと三洋電機の間で合意した事業総価値500億円からその前提となった想定事業用手元現預金を差引いて得られた金額である約400億円を基礎とし、分割期日時点における承継有利子負債、承継現預金の残高および両者で別途合意した調整項目を加除して得られる金額となる。最終的な事業承継の対価は分割期日後に確定次第、公表される見込み。
なお京セラでは、本件会社分割による資本金の増加、会社分割における三洋電機の新株予約権などは承継しないとしている。
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