新たなデータセンターソリューション投入やエントリーサーバの管理機能強化も!——日本HPが事業戦略説明会
冒頭、エンタープライズストレージ・サーバ事業統括執行役員の松本芳武氏は、2007年のトピックとして「全社的に100ビリオンの売上げを越えるITベンダーになった。これはIT業界でははじめての画期的なこと」と紹介した。ISS(Industry Standard Server)としてProliantサーバは対前年同月比で14%成長、ブレードサーバが78%成長となったが、同時期に日本ではブレードの成長が大きくなっているなどのデータを示し「従来、ブレードシステムは大企業でしか採用がなかったが、昨今では中小企業でも採用が広がってきた」と自信を見せた。
さらに「昨年は“日本を元気にするサーバ”と話していたが、今年のキャッチフレーズは“日本のビジネスを進化させるITインフラソリューション”(“日本を進化させるサーバ”)としたい」「日本のITの利用は先進国のなかでトップの状況であるとは思っていない。例えばブレードの浸透率、サーバの採用台数をみても、まだまだ投資が不足している。もっと先端の優れたITインフラソリューションを利用することで、ビジネスの活況のチャンスが生まれると思う」と話した。
続いてISSビジネス本部本部長の橘一徳氏がインダストリー スタンダード サーバ事業の戦略について説明。第3世代ブレード製品投入、中堅・中小規模向けHP BladeSystem c3000エンクロージャーの投入などで、ブレードサーバ出荷台数は昨年度比73%、エントリー(1Pタワー)サーバ出荷台数も84%の成長を達成したと振り返った。氏は「2007年にc3000エンクロージャを投入することでc7000の需要が減るのではないかと思ったが、c7000を伸ばしながらc3000も急速に立ち上がっていった」ことを挙げ、ブレード市場の裾野が広がっていることの表れだとした。2008年度は、「管理の効率化、リソースプール化を導入から活用する時代へ、さらに省電力、CO2削減への取り組みを進めていく年にしたい」と語った。
具体的には、ブレードの活用促進としてさらに第3世代ブレード、製品ポートフォリオを強化、省電力・CO2削減については「ダイナミックスマートクーリングソリューション」の日本展開を行う予定である点を挙げた。同ソリューションはデータセンターレベルでセンサーを配置し、その情報をベースに空調を最適化するというもの。日本では未発表だ。SMB市場については、今年の春にはエントリークラスサーバの管理機能強化も予定。また、今月発表予定の製品として、c3000エンクロージャーにキャスターをつけて縦置きにしたタワー型のエンクロージャーを挙げた。
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