「Iframe」が2007年最後のWebウイルストップに〜ソフォスが2007年12月のウィルス傾向レポートを発表

2008年1月7日(月) 18時53分
 ソフォスは7日、2007年12月のメールベース/Webベースのコンピュータウィルス傾向をまとめた報告を発表した。

 ソフォスのグローバルモニタリングチームの調査によると、12月は11月に比べて若干の変化はあったものの、ウイルス傾向に大きな変動はなかったという。しかし同月に行われたソフォスのWeb調査(有効回答621名)によると、2008年にはITセキュリティ環境は、2007年と同等もしくはそれ以上に悪化すると考えている人が70%にのぼるとのこと。

 2007年12月におけるWebウイルスのトップは、11月と同じく「Mal/Iframe」が50.8%でトップとなった。IframeはWebサイトの脆弱性をついて悪質なプログラムをサイト上に埋め込むマルウェアだが、依然として猛威をふるっているようだ。2位には感染サイトに不正なJavaScriptを埋め込んでサイトの閲覧者を感染させるマルウェア「Mal/ObfJS」19.2%がランクイン。そして3位に「Troj/DRClick」14.6%があらたにランクインした。

 ちなみに、これらのマルウェアに感染したWebサイトをホスティングしている国は、中国(香港を含む)が40.9%を占めてトップとなっている。以下2位アメリカ(33.9%)、3位ロシア(6.8%)と続く。いずれの国もIframeによる感染が原因と見られるが、特にアメリカは11月に19%だったのに対して大きく感染比率を上げたと見られている。その他、カナダ、フランスがトップ10から姿を消し、オランダ、イタリアがチャートインした。日本は10位以内に入っておらず、ホスティングに関しては難を逃れているようだ。

 メールウイルスについては、「Troj/Pushdo」35.8%、「W32/Netsky」28.1%、「W32/Mytob」6.9%がトップ3となり、いまだにNetskyが根絶されていない様子がうかがえる。なおトップ10のウイルスおよびその比率については、ソフォスの画像ギャラリーで確認することができる。安全対策ガイドラインとあわせて、ぜひこの機会にチェックして欲しい。
《冨岡晶》
注目の情報[PR]

注目ニュース

2007年11月は時限式メールウイルス「Traxg」が大流行〜ソフォス調べ

 ソフォスは6日、2007年11月のメールベースおよびWebベースのコンピュータウイルスそれぞれの報告数をまとめた「Webウイルストップ10」「メールウイルストップ10」を発表した。

2007年10月はPDFを装う新規メールウイルス、攻撃サイトに誘導する新規Webウイルスが流行〜ソフォス調べ

 ソフォスは1日、2007年10月のメールベース、およびWebベースのコンピューターウイルス報告数をまとめた「Webウイルストップ10」と「メールウイルストップ10」を発表した。

9月はヌード写真詐称スパムが激増、Webウイルスは対策を怠った結果の感染が目立つ〜ソフォス報告

 ソフォスは3日、2007年9月のWebベース、ならびにメールベースのコンピューターウイルス報告数をまとめた「メールウイルストップ10」、および「Webウイルストップ10」を発表した。

メール添付ウイルスは減少するも、株価不正操作情報、偽ウィルス情報、SNS詐称など多様な被害〜8月ソフォス調査

 ソフォスは3日、2007年8月のWebベース、およびメールベースのコンピューターウイルスの報告数をまとめた「Webウイルストップ10」と「メールウイルストップ10」を発表した。

ウェブルート、スパイウェア検出とウィルス対策がセットになった法人向けセキュリティソフト

 ウェブルート・ソフトウェアは21日、スパイウェア対策とウイルス対策機能を備えた企業向けセキュリティ対策ソリューション「Webroot AntiSpyware Corporate Edition wi...

RSS

特集・連載

ブロードバンド/無線LANスポット検索

ブロードバンド検索
-

ピックアップフォト