中学生の食事代わり「アイスクリーム」が当たり前?!意外な結果が〜ネットエイジア調べ | RBB TODAY
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中学生の食事代わり「アイスクリーム」が当たり前?!意外な結果が〜ネットエイジア調べ

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食事代わりに摂取する食べ物・飲み物
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食事代わり、間食を選ぶポイント
 モバイルリサーチを展開するネットエイジアは27日に、「若年層における飲食スタイルおよび食品のニーズに関する調査」の結果を公表した。

 「食事代わり」「食事と食事の間」で、日頃どんな食品を摂取しているかなどを質問し、若年層を中心とした世代間における特徴の違いを把握することを目的としたもの。13歳〜39歳の携帯電話ユーザに対してモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により実施、合計で600名の回答を得た。

 まず13〜39歳までの男女全体において、食事代わりの上位は、「インスタント食品」(22.0%)、「牛乳」(14.0%)、「手入れのコーヒー、ココア、お茶など」(13.8%)の順となった。そのなかで、男子中学生の「アイスクリーム」摂取が、16.4%と他の属性より高く、同じ若年層の女子中学生(アイスクリームは12.4%)や高校生・全体(同4.9%)などより高いことが明らかになった。さらに、男子中学生はカロリーメイトなどに代表されるような「固形タイプの栄養補助食品」(14.5%)の摂取も他の属性より高かった。男子中学生にとっては、カロリーメイトやドリンクより、アイスクリームが食事代わりとなっているわけだ。

 一方女子高校生については、「栄養補助食品(ウイダーinゼリー等のゼリータイプ)」が11.8%と他の属性より高く、同様に「コンニャクゼリー」(8.8%)の摂取も他の属性より高かった。13〜39歳までの男女全体では、「栄養補助食品(ウイダーinゼリー等のゼリータイプ)」は4.0%で、女子高校生は食事代わりにゼリータイプの食品を好む傾向がみてとれた。このあたり、一見カロリーが高いと思われがちなアイスクリームより、健康志向・ダイエット志向から、女子は栄養補助食品を選択しているのではないかと推察できそうだ。

 社会人については、20代前半・男性が「紙パック入り野菜ジュース」(19.0%)、「野菜ジュース(ペットボトル)」(14.3%)の摂取が他の属性より高かった。また、20代後半・男性社会人は「固形タイプの栄養補助食品」(15.9%)が、30代後半・男性社会人は「コーヒー(缶・PET)」(20.4%)が、他の属性より高かった。女性社会人は、30代になると「手入れのコーヒー、ココア、お茶など」の摂取が、他の世代より高い傾向を示した。

 食事代わりではなく、食事と食事の間に摂取するいわゆるオヤツや間食について、全体では「お菓子」(46.8%)、「手入れのコーヒー、ココア、お茶など」(34.7%)、「スナック」(28.7%)、「コーヒー(ペットボトル・缶)」(19.5%)の順となった。他の世代と比べて、若年層が高かったのは、「アイスクリーム」で、特に女子中学生は22.0%ともっとも高かった。また、男子中学生の「アイスクリーム」摂取も21.9%と高く、同世代では「おにぎり」(21.8%)より人気となった。一方、女子高校生になると、「アイスクリーム」摂取は8.8%で、全体の13.3%を下回り、女子中学生の半分にも満たないという結果であった。

 食事代わり・食事と食事の間で食べる市販商品を選ぶ際の重視点聞いたところ、全体では「おいしさ」(75.0%)がもっとも多く、次いで「価格」(56.7%)、「栄養バランス」(34.3%)の順であった。世代別に比較すると、中学生の特徴が目立ち、中学生の8割以上が「おいしさ」(85.7%)と回答し、さらに「食感」(16.2%)も高かった。高校生では「携帯性」(18%)が、さらに女子高校生では「携帯性」(20.6%)といった利便性、「ダイエットに良い」(20.6%)、「美容に良い」(11.8%)といった機能性に対するニーズが、他の属性より高かった。
《冨岡晶》
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