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オンナの麻力!?養成講座「女性雀士に学ぶ麻雀」〜第2回:渡辺洋香プロ「麻雀ってどんなゲーム?」

2007年12月27日(木) 16時13分
ステキ私服の渡辺洋香(わたなべ・ようこ)プロの画像
ステキ私服の渡辺洋香(わたなべ・ようこ)プロ
メガネと指示棒で、すっかり先生役になりきってますの画像
メガネと指示棒で、すっかり先生役になりきってます
1枚牌を山から引いて、いらない1枚を捨てますの画像
1枚牌を山から引いて、いらない1枚を捨てます
ホワイトボードを使って、まずは牌の読み方からの画像
ホワイトボードを使って、まずは牌の読み方から
麻雀牌の読み方は、発祥の国・中国風の読み方になりますの画像
麻雀牌の読み方は、発祥の国・中国風の読み方になります
みんなすっかり学生時代に戻って、真剣に話を聞いてますの画像
みんなすっかり学生時代に戻って、真剣に話を聞いてます
周り方は、必ず逆時計回りの画像
周り方は、必ず逆時計回り
麻雀は、逆時計回りに「東(とん)」「南(なん)」「西(しゃー)」「北(ぺー)」で進みますの画像
麻雀は、逆時計回りに「東(とん)」「南(なん)」「西(しゃー)」「北(ぺー)」で進みます
実際の牌も使って、実技講習の画像
実際の牌も使って、実技講習
麻雀では、自分の手元に14枚の牌がありますの画像
麻雀では、自分の手元に14枚の牌があります
3枚の組合せが4つと、2枚の同じ牌を集めれば、完成ですの画像
3枚の組合せが4つと、2枚の同じ牌を集めれば、完成です
手元に牌をとってみて、どういう組合せができそうか、まずはチェックの画像
手元に牌をとってみて、どういう組合せができそうか、まずはチェック
両面待ちのしくみの画像
両面待ちのしくみ
数字の並びを作るときは「筋」(すじ)が重要になってくるとのことの画像
数字の並びを作るときは「筋」(すじ)が重要になってくるとのこと
3面待ちのしくみの画像
3面待ちのしくみ
渡辺洋香(わたなべ・ようこ)プロの画像
渡辺洋香(わたなべ・ようこ)プロ
 「麻雀(マージャン)のルールがわからない」「雀荘に行くのは抵抗がある」という人のためのオンライン麻雀講座。「はこパラオンライン」で活躍中の女性プロ雀士「まーじゃん娘」が毎回登場しRBB娘たちに麻雀を伝授します。インタビューではまーじゃん娘たちの知られざる魅力にも迫ります。さらにはオンライン麻雀サイト「はこてんパラダイス」(はこパラ)を使って、実際に対戦も。第2回は、麻雀とはそもそもどんなゲームなのか、“基本のき”から渡辺洋香プロが教えてくれます。

◆前回のあらすじ

 “大人のオンナ”に成長することを目指して、麻雀を覚えるために、高田馬場の雀荘にサンタクロースのコスプレで集まった加奈子、みわぽりん、かおりん、アッキー(私)の4人、通称「RBB娘」。しかし誰1人ルールがわからず、初日から頭を抱えるハメに。そこに通りかかったのが、女性プロ雀士の渡辺洋香(わたなべようこ)さんと手塚紗掬(てづかさきく)さん。そして2人は、私たちの先生役となってくれることになりました。

◆麻雀講座がいよいよスタート!

 サンタコスプレから数日……。麻雀への想いは募るものの、いまだ麻雀デビューを飾れない私たちRBB娘は、いよいよ本格的な麻雀勉強を始めることに。まずは、渡辺洋香プロに、基本を教えていただくことになりました。

 渡辺プロは、女性から見ても、私服が超カワイイ! しかも先生役ということで、さりげにメガネと指示棒まで身に着けてのご登場。ボードの前に立って、いよいよ麻雀講座がスタートしました。

◆ついに謎解き!? そもそも麻雀ってどんなゲーム?

---さて、そもそも私たち4人は、麻雀のルールがまったくわかっていません。知っているのは、「4人でやること」「牌を使うこと」ぐらい。先生、これで正しいですか?

「そうですね。3人でプレイするルール、さらに2人でプレイするルールもありますけど、基本的に、麻雀は4人で行います」

---この牌は、どう使うんでしょう?

「トランプと同じで、自分の手元にまず13枚の牌を置きます。ここに1枚、ツモってきた牌を足します。この14枚の手牌で、“綺麗な組合せ”を作ればいいんです」

---14枚も手元に牌があるんですか!? すごく多いですね。

「そうですね。でも作る形は基本的に決まっていて、3枚1組のセットを4つ、それと同じ牌2枚のセットを1つ、これで14枚になるんですね」

---3+3+3+3+2、で組合せを作ると……。

「そう。この組合せによって、いろんな“役”があって、点数が変わってきます。だから、1枚牌を引いたら、いらない1枚を捨てていって、それを繰り返します。で最後にでき上がった役に応じて、点数が入ります」

「そうですね、トランプだったら、セブンブリッジやポーカーを思い出せばいいでしょう」

◆麻雀で使う牌は全136枚!

---麻雀の牌も、トランプみたいにいろんな種類があるんですね。

「そうですね。まず麻雀牌は、数字が書かれた『数牌(すうはい)』と文字が書かれた『字牌(じはい)』に分かれています。さらに数牌には、竹で数字を表した『索子(そうず)』、筒の切り口で数字を表した『筒子(ぴんず)』、萬(万)の字を使った『萬子(まんず)』の3タイプがあります」

---ようするに、索子、筒子、萬子、字牌の4タイプですね。

「そう考えるといいでしょう。ちなみに索子、筒子、萬子は、1から9までの9種類があります。字牌は東(とん)南(なん)西(しゃー)北(ぺー)の4つと、白(はく)発(はつ)中(ちゅん)の3つ、計7種類があります。あと、漢字や数字は、発祥の国・中国風の読み方や順序で読むのがスタンダードね」

---複雑になってきました。ええっと、数牌が3タイプで9種類、字牌が東南西北白発中で7種類……。

「そうです。しかも同じ牌が4枚ずつあります。ですから、3×9×4と、7×4を合計して、全136枚の牌を使うことになります」

---トランプより、枚数も種類も多いんですね。

「最初はとまどうかもしれないけど、慣れれば大丈夫ですよ。それに、トランプと同じで、ゲームが進むと“どの牌がまだ残っているか”が重要になるから、牌の種類を把握していることは大切なの」

---先生、このなんにも書いてない牌は、予備の牌ですか?

「いえいえ、それが『白』の牌なんですよ。だから、それは何も書いてないんじゃなくて『白(はく)』と書いてあると思ってください」

◆中国の雄大な景色を感じつつ、山からツモって河に捨てる

---ゲームは、1枚牌を引いていらない1枚を捨てる、というのを4人で繰り返すんですね。

「まず最初の人がいらない1枚を捨てる。次に右隣の人が1枚持ってきて、いらない1枚を捨てる。逆時計回りの順番でこれをどんどん繰り返していけばいいのよ」

---この牌は、どこから持ってきて、どこに捨てるんでしょうか?

「目の前に、壁のように牌が積んであるでしょ? 全自動麻雀卓だと自動的に出てきますけど、これがツモっていく牌で『山』と言います。捨てる牌は、数字や文字が書いてある側を上にして、自分の目の前に捨てます。この捨てた牌は『河』と言います。普段は意識しなくていいけど、用語として覚えておいてくださいね」

---こうして山が出てくると長いですね。

「だいたい、1回のゲームで20回近く牌の入れ替えができますよ」

◆手元の牌は14枚。3枚セットを4つ作るのを目指そう

---とにかく、3枚1組のセットを作っていけばいいんですよね?

「さっき話したとおり、3枚1組のセットを4つ作るんだけど、このセットは『並んだ数字』『同じ数字』『同じ字牌』のどれかに決まっています。たとえば『1萬・2萬・3萬』は1セット、『6筒・6筒・6筒』も1セット、『発・発・発』も1セットです」

---『8萬・9萬・1萬』や『白・発・中』はダメなんでしょうか?

「ダメですね。それは麻雀の役ではセットになりません」

---これだけ牌の種類が多いと、手元に14枚あっても、なかなか揃わないような気がしてきました。

「そう、なかなか難しいですよ〜。だから“どれを残してどれを捨てるか”の判断が、勝つためのポイントになるんですよ」

---何かコツはあるんでしょうか?

「まずは、『4・5』『6・7』など、続いた数字の組を残していくといいでしょう。つまり『2・5・6』とあったら、『5』や『6』の牌より『2』の牌が不要、ということです。『5・6』とあれば、『4』が来ても『7』が来ても、次に1セットでき上がりになりますからね」

◆基本は両面待ち。上級者になって『筋』を理解したい!

---3枚セットに必要な牌って、必ずしも1種類だけ、じゃあないんですね。

「いま説明したように、続いた数字を残していくと、最後に必要になる牌に規則性が出てくるのよ。たとえば『2・3』と残していたら必要なのは『1』『4』、『3・4』と残していたら『2』『5』というふうに。これが、基本中の基本の『両面待ち』(りゃんめんまち)という形です」

 残した牌  必要な牌
 2・3    1と4
 3・4    2と5
 4・5    3と6
 5・6    4と7
 6・7    5と8
 7・8    6と9

 ここで、なぜか携帯電話を取り出す洋香先生。

「ちょっと上級編だけど『筋(すじ)』という言葉を説明しておきましょうね」

---筋、ですか?

「携帯電話の番号をよく見ると、『147』『258』『369』って並んでるんだけど……」

---あ〜! 必要な牌の並び方と、携帯電話の番号の並び方が同じだ!

「そう、ちゃんと規則性があるんですよ。これを筋っていうの。麻雀には、こういったパズルみたいな美しい規則性がたくさんあるんですよ」

---すごい! 数字の待ち方って、ほかにもあるんですか?

「『4・6』みたいに、穴が開いた形で待つ『嵌張待ち』(かんちゃんまち)、『1・2』みたいに、端っこで待つ『辺張待ち』(ぺんちゃんまち)というのもありますよ。『8・8』みたいに、同じ牌で3つめを待つのもOKね」

---実戦になったらもっと複雑だろうし、なかなか覚えられないような気がします。

「まだまだ全然複雑じゃあありませんよ。たとえば『2・3・4・5・6』という5枚があったら、何待ちかわかる?」

---え? だってもう、『2・3・4』は1セット出来上がってますよね。ということは『5・6』が残ってるから、待ちは『4』と『7』ですよね?

「ところが、この並びは『4・5・6』が完成と見てもいいの。だから、残った『2・3』で『1』と『4』でも3枚1組になるんですよ。だから結局は『1』『4』『7』の3つとも有効なのよ! これが、さっき教えた筋の応用なのよ。ちなみにこれは『3面待ち』といわれるパターンね」

---うわ〜〜〜、凄い! 複雑だけど面白いですね。

「こういったパターンもあるから、どの牌を残して、どの牌を捨てるか、その選択がとても重要になってくるんですよ。では、ここから手塚紗掬プロにバトンタッチしますから、実戦での流れに沿って、牌選択の基本テクニックを説明してもらいましょうね」

---というわけで、とってもとっても前途多難な気はしますけど、とてもわかりやすい説明で、なんとなくわかった気にもなってきました(笑)。なにより、知的な頭脳ゲームということがハッキリとわかり、ますます麻雀に興味が湧いてきました。でも次回はいよいよ実戦形式? さてどうなることか……。

◆今日覚えたこと
・麻雀は、自分の手元に置いた14枚の手牌で、“綺麗な組合せ”(役)を作るゲームだ
・数字が書かれた「数牌(すうはい)」と文字が書かれた「字牌(じはい)」に分かれている
・数牌は、「索子(そうず)」、「筒子(ぴんず)」、「萬子(まんず)」の3タイプがある
・麻雀牌は全136枚。牌を1枚、山から引いて、手牌の中からいらない1枚を河に捨てていく
・それを逆時計回りに4人で繰り返す。牌を入れ換えるチャンスは20回くらいある
・「3枚1組のセット」を4つ作る。さらに「2枚の同じ牌」が必要
・3枚セットは「並んだ数字」「同じ数字」「同じ字牌」
・数字の並びを作っていくと、「筋(すじ)」のどちらかが残ることが多くなる

 続いて、渡辺洋香プロのインタビューをお伝えしますので、そちらもお見逃しなく。
《藤原晶子》
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