2007年度第2Qの通信事業、auとソフトバンクの増加続く、PHSが減少傾向に〜総務省しらべ

2007年12月25日(火) 20時00分
加入電話契約数の推移の画像
加入電話契約数の推移
携帯電話・PHS契約数の推移の画像
携帯電話・PHS契約数の推移
ブロードバンド契約数の推移の画像
ブロードバンド契約数の推移
  総務省は、電気通信事業分野の競争評価の一環として、2007年度第2四半期(9月末)の固定通信(加入電話・IP電話)、移動体通信(携帯電話・PHS)、インターネット接続(DSL・FTTH)における各企業のシェアデータを公表した。

 加入電話(NTT加入電話、直収電話、0ABJ-IP電話、CATV電話の合計)の契約総数は5,908万で、NTT東西が88.2%(前期比0.6%減)と減少傾向が続いている。内訳において、直集電話448万(前期比4.9%増)、0ABJ-IP電話が575万(前期比15.0%増)となり、増加傾向が続いている。またIP電話の利用番号数は、9月末で1,595万(前期比4.4%増)。0ABJ 番号の利用数は575万(前期比15.0%増)と増加が続く一方、050番号の利用数は、1,019万(前期比0.8%減)と減少している。全体の利用番号数シェアでは、ソフトバンクBBが29.7%(前期比1.6%減)、NTTコミュニケーションズが20.3%(前期比1.3%減)と減少した一方、NTT東西は27.2%(前期比2.6%増、前年同期比12.0%増)と増加傾向が続いている。

 携帯電話・PHSの合計の契約数は1億429万(前期比1.2%増)と微増。PHSは6万減の496万(前期比1.2%減)と、減少に転じた。NTTドコモグループのシェアは51.1%(前期比0.5%減)、KDDIのシェアは28.0%(前期比0.1%増)、ソフトバンクモバイルのシェアは16.4%(前期比0.5%増)と、KDDI、ソフトバンクモバイルがシェアをわずかに上昇させている。

 インターネット接続において、ブロードバンド全体の契約数は2,775万(前期比2.1%増)。NTT東西のシェアは44.9%(NTT東日本24.6%、NTT西日本20.3%、前期比0.9%増)で、増加傾向が続いている。ソフトバンクグループのシェアは18.5%(前期比0.7%減)、イー・アクセスのシェアは6.8%(前期比0.2%減)となった。

 FTTHの契約数は1051.9万(前期比8.4%増)となった。全体ではNTT東西のシェアが70.5%(NTT東日本40.0%、NTT西日本30.5%、前期比0.6%増、前年同期比4.5%増)と7割を上回り、増加傾向が続いている。電力系事業者は10.2%(前期比0.1%増)、KDDIが6.3%(前期比0.2%減)となっている。

 去る12月21日に2.5GHz帯の高速無線通信サービスについて、ワイヤレスブロードバンド企画(KDDI)とウィルコムに免許付与がなされたことで、来年以降これらの数字にも影響が出るものと見られており、今後が注目される。
《冨岡晶》
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