日立ソフト、1台のPC上で機密用と一般用のネット環境を切り替えるソフト「Data Trans Guardian」

2007年12月25日(火) 19時44分
「Data Trans Guardian(データトランスガーディアン)」概念図の画像
「Data Trans Guardian(データトランスガーディアン)」概念図
 日立ソフトは25日、機密性の高い重要情報を扱う環境と一般的な利用を前提とする環境を1台のPC上で同時に利用できるソフトウェア「Data Trans Guardian(データトランスガーディアン)」の販売を開始した。

 個人情報等の機密性が非常に高い情報を保有する企業や団体では、機密情報を扱うネットワークと一般業務用ネットワークを完全に分割している場合が多い。しかしこの構成では、ネットワーク毎にPCが必要なため、1人のユーザが複数のPCを使用することになり、導入/運用コストの増大や作業スペースの圧迫などの問題が発生していた。

 Data Trans Guardianでは、これら2つのネットワークに対して、仮想化技術とSELinux技術を用いることで両方を安全に利用できるセキュリティ環境を提供する。Data Trans Guardianを搭載したPCでは、一般クライアント環境では「機密情報アクセス不可・データ持ち出し可」、機密クライアント環境では「機密情報アクセス可・データ持ち出し不可」となる。インターネットへのアクセスを一般業務用環境のみに許可するといった設定も可能だ。基本的に機密情報を扱うネットワークから一般業務用ネットワークへのデータ転送を禁止することにより、機密情報が外部ネットワークへ漏えいするリスクを回避できる。一方で、一般業務用ネットワークから機密情報を扱うネットワークへのデータ転送は許可される。クリップボードにコピーしたデータだけでなく、ファイル単位のデータ転送が可能となっている。

 動作環境は、インテルCore2Duoプロセッサ:2GHz以上、メモリ:1GB以上、ハードディスク:40GB以上の空き容量のハードウェアとなる。対応ソフトウェアは一般クライアントがWindows XP Professional SP2日本語版、機密クライアント:Windows XP Professional SP2日本語版、転送サーバがCentOS 5、仮想化ソフトウェアがVMware Workstation 5.5となる。

 価格は利用1ライセンス税込み36,750円。
《冨岡晶》
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