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モバイルWiMAX加入者は5年以内に8000万、サービス差別化がカギか〜英ジュニパーリサーチ調べ

2007年12月20日(木) 14時56分
 データリソースは20日、英国調査会社ジュニパーリサーチの行ったWiMAX市場予測の調査結果の概要を発表した。

 この調査レポートは、モバイルWiMAX市場の主なベンダ/オペレータの上級管理者に対して行ったインタビューに基づき、モバイルWiMAXの現在と将来の市場を評価したもので、世界30か国以上の国別予測、モバイルWiMAX 802.16eの提供に関するケーススタディ、今後の発展プランなどが記載されている。

 調査レポートの著者Howard Wilcox氏は、「世界中でモバイルWiMAX 802.16eのトライアルやネットワーク契約が活発化しており、2007年だけで50以上発表された。当初の固定とポータブルサービスの後、モバイル利用が増加し、WiMAX802.16eは3つのモードが利用できるフレキシブルなプラットフォームとなる」と予測。2010年から2013年の間に市場がスタートし、2013年までに世界でモバイルWiMAX802.16eの加入者は8000万人以上になるだろうとコメントした。

 世界のモバイルWiMAXサービス収益の市場規模は、2013年に230億ドルまで成長するとしたうえで、モバイルWiMAXの大規模市場は、米国、日本、韓国であるとも予測している。将来的には、10か国以上で、年間1億ドル以上のモバイルWiMAXデバイス市場が生まれると見ているが、非常に低価格のノートPCの登場、携帯用音楽/MP3プレイヤー、ゲームコンソールなどのさまざまなデバイスへのブロードバンド機能の付加による、市場規模のかなりの増大などが未確定要因として留意されている。

 Howard Wilcox氏は、「モバイルWiMAXは、携帯端末でもノートPCでもデータカードでも、メディアプレイヤーのようなその他の家電でも利用できるデバイスベースの技術である。ベンダにとっての課題は、適切なデバイスを、適切なタイミングで、適切な価格で製造することであり、モバイルWiMAXサービスプロバイダにとっては、既存のモバイルオペレータのサービスとの差別化を図ることである。これらが解決すれば、市場は加速するだろう」ともコメントを寄せている。

 英語の原文およびより詳細なレポートについては、データリソースのレポートページにて公開されている。
《冨岡晶》
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