トップ > デジタル機器 > ノートPC

ナノテク駆使して世界最高の反射性能を実現——東レ、液晶ディスプレイ用反射フィルムを開発

2007年12月14日(金) 20時01分
液晶ディスプレイ用反射フィルム模式図の画像
液晶ディスプレイ用反射フィルム模式図
微細気泡写真の画像
微細気泡写真
気相と固相の界面での多重反射模式図の画像
気相と固相の界面での多重反射模式図
 東レは、世界最高の反射性能を有する液晶ディスプレイ用反射フィルムの開発に成功した。

 同社の反射フィルムは、微細な気泡を多数内包した二軸延伸ポリエステルフィルムで、気相と固相の界面(以下「気固界面」)での多重反射により、液晶ディスプレイの輝度向上を図れる一方、優れた耐熱性や平坦性を有している。

 今回の開発では、東レ独自のナノアロイ技術(※1)に高精度の積層延伸技術(※2)を融合させることで、微細な気泡形状をコントロールすることに成功。この結果、耐熱性や平坦性を従来以上に向上させつつ、世界最高の反射性能を発現するフィルムの開発に至った。

 近年、液晶テレビの普及と需要の拡大に伴い、大型化や高輝度化の進展とともに省電力化への対応が求められていた。この開発が、これらの技術課題達成に大きく役立つことになるという。

※1  東レ独自のナノアロイ技術 
ポリエステルフィルム中に非相溶性樹脂を分散、延伸することにより、樹脂の界面を起点に発生した「亀裂」が成長することで微細な気泡が発生する。この気固界面の多重反射を利用した反射性能を極大化するため、独自のポリマー設計を行うとともに、核剤となる非相溶性樹脂をマイクロからナノレベルでアロイ化、分散制御することで、最適な気泡構造を形成することができる。 

※2 高精度積層延伸技術 
この技術を適用することで、微細気泡構造を効率的に形成し、反射効率を極限まで高めることできる。さらに、反射光の散乱制御を追求したフィルム積層技術を組み合わせることで実質的な光利用効率を99%まで高め、従来に比べて飛躍的な反射性能の向上を実現し、世界最高レベルの輝度を発現する反射フィルムの開発に成功した。
《》
注目の情報[PR]

注目ニュース

発売延期の5.5万円の地デジ対応20V型液晶テレビを12月21日に正式発売

 ピクセラは14日、当初10月下旬の発売予定を延期していた新ブランド「PRODIA(プロディア)」の20V型ハイビジョン液晶テレビ「PIX-YT010-P00」を12月21日に正式発売すると発表した。...

ナナオ、液晶テレビのヘッドホン音声が左右逆になる不具合

 ナナオは、同社の液晶テレビ「FORIS.HD DT24ZD1」および「FORIS.HD DT27ZD1」の一部製品で、ヘッドホン端子の不具合が発生していると発表した。同製品購入者にダイレクトメールな...

有名デザイン賞を受賞した20型液晶ディスプレイ

 ASUSTeK Computerは14日、世界的に有名なデザイン賞を受賞したスタイリッシュな20型液晶ディスプレイ「LS201」を発表。12月中旬に発売する。価格はオープンで、予想実売価格は59,0...

シャープ、韓国サムスンを液晶特許侵害で提訴

 シャープは、液晶特許侵害で韓国サムスン電子を韓国ソウル中央地裁に提訴した。同社が所有する液晶関連の韓国特許を侵害していると主張しており、製造・販売の差止めと損害賠償を求めている。

車載利用もできるコンパクトな7型ワイド液晶ディスプレイ

 エバーグリーンは11日、 高精細液晶を採用した7型ワイド液晶ディスプレイ「EG-CL7」を同社直販サイト「上海問屋」で発売した。価格は17,980円。

特集

RSS

特集・連載

ブロードバンド/無線LANスポット検索

ブロードバンド検索
-

ピックアップフォト