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NEC、モバイルWiMAX製品群「PasoWings」の販売を開始〜PCMCIAカードからサーバまで

2007年12月10日(月) 18時01分
「PasoWings」のネットワーク適用例の画像
「PasoWings」のネットワーク適用例
 NECは10日より、モバイルWiMAX製品群「PasoWings(パソウィングス)」の販売活動を開始した。

 「PasoWings(パソウィングス)」は、IEEE802.16eに準拠し国際電気通信連合(ITU)から次世代高速無線通信技術の国際標準に認定されたモバイルWiMAXの製品群。WiMAXフォーラムが規定する標準仕様に準拠しているため、他の同じ標準準拠製品との相互接続性を確保している。

 パソコンなどに差し込むPCMCIAカードなどの加入者端末(SS:Subscriber Station)製品から、基地局やアンテナなどの無線アクセス製品、ユーザー認証サーバやユーザー位置情報管理サーバなどのアプリケーションサーバにより構成されており、エンドtoエンドソリューションを提供するものとなっている。とくに加入者端末については、屋内型端末、屋外型端末、パソコンなどに差し込むPCMCIAカードの各種を取り揃えており、今後もより多くの製品を揃え、ラインアップを拡充していく計画となっている。

 さらに、基地局間や基地局とコアネットワーク(IP網)を接続するバックホールシステム、モバイルWiMAXネットワーク上でIP電話サービスを実現するためのSIPサーバなど、PasoWingsとNECが保有するネットワーク製品群を組み合わせることにより、通信事業者のネットワーク構築に必要な全要素の一括提供が可能とのこと。

 PasoWingsは、無線アクセス市場への参入や、現行のブロードバンドサービスの補完・強化を考えている固定通信事業者および、ブロードバンドの新興成長国で短期間での展開を考えている通信事業者などを主要顧客として位置づけており、販売目標としては今後3年間で無線基地局15,000システムを見込む。

 なおPasoWingsの名称は、同社が世界129か国に納入している小型マイクロ波通信システム「PASOLINK」の名称の一部「Paso」に「Wings」を組み合わせたものとなっている。
《冨岡晶》
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