三菱電機、3.6GHz帯WiMAX基地局用GaAs FET発売〜チェコ、ポーランドなど中東欧向け
これまで三菱電機は、国内、北米、韓国・オーストラリア、およびイギリス・ドイツ・フランスなどの西欧向けにWiMAX基地局用電力増幅器を販売してきたが、今回、低電流動作時のひずみ特性を改善した、中東欧WiMAX市場向けの「GaAs FET内部整合高出力増幅器」を開発した。世界各国向けにラインアップを拡充することで、WiMAX基地局向け事業の拡大を加速させたいとしている。
GaAsはGallium Arsenide Field Effect Transistor(ガリウムヒ素電界効果トランジスタ)の略で、新規設計した内部整合回路と、3.6GHz帯に最適化されたFETチップの開発により、低電流動作(1.5A)でのひずみ特性を従来比6分の1に低減(8dB向上)している。WiMAXに採用されている、OFDM(直交周波数分割多重)変調方式における変調精度を示す「エラーベクトル振幅(error vector magnitude EVM)」は2%で、1.5Aの低アイドル電流では業界最高水準の低ひずみ特性となっている。あわせて低消費電力化により、基地局の小型化と設置・運用コスト削減を実現した。
GaAs FET内部整合高出力増幅器(型番:MGFC47B3538B)は税抜き14,200円で12月1日より発売開始。月産個数は5,000個となる。
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