マイクロソフト、「Search Server 2008 Express」を無償提供〜エンタープライズサーチ製品群を拡充
「Search Server 2008 Express」は、「Microsoft Office SharePoint Server 2007」に含まれるエンタープライズクラスの検索機能を取り出し、それらをスタンドアロンのサーバとして無償で利用できるようにしたもので、無償で提供される。
Search Server 2008 Expressでは、システム構成や管理のしやすさを重視した設計が行われているため、30分ほどで、ダウンロードから実際の検索が行える状態にするまでの作業を完了させることができる。またSearch Server 2008 Expressには、検索対象となる文書量の制限が事前に設定されていないため、企業の成長に応じてその規模を拡大することも可能となっている。
また同日マイクロソフトは、Search Server 2008 Express、新製品であるMicrosoft Search Server 2008、Microsoft Office SharePoint Server 2007といった同社のエンタープライズサーチ製品ラインナップに、2つの重要な強化策を講じた。第1の強化策は、EMC Corp.のDocumentumならびにIBM Corp.のFileNetの提供するコンテンツの索引を作成できる無償のコネクタ(接続子:接続用の小さなソフトウェア)を、2008年の早い時期にマイクロソフトの検索製品ラインナップ全体で利用できるようにすること。第2の強化策は、OpenSearch標準をベースにした新しい統合化(federated)検索コネクタの追加となっている。これら製品群は、同じ検索コアテクノロジをベースにして開発されているので、新しいコネクタや統合(federation)モデルは、Search Server 2008 ExpressだけでなくOffice SharePoint Server製品全体でも利用することが可能となっている。
マイクロソフトのSharePoint Business Group担当ゼネラルマネージャであるKirk Koenigsbauerは、「インフォメーションワーカーは、週あたり9.5時間もの時間を、正しい情報が得られない無駄な検索作業に浪費していますが、このような事態が結果として、毎年数百万ドルにおよぶ生産性損失の要因となっています(マイクロソフト社内の調査結果による)。当社は、こうした状況を改善するには、一連の中核的な検索機能をすべての企業が利用できるようにする必要があるとの考えから、Search Server 2008 Expressの無償提供を通じてそうした環境の実現をはかろうとしています」と述べている。
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