【速報】ソフトバンク中間決算——モバイル事業好調で中間純利益で221.8%(前年比)

2007年11月6日(火) 17時14分
 6日、ソフトバンクは平成20年3月期の中間決算短信を発表した。それによると、売上、1兆3,647億4,500万円(前年中間期比21.8%増)、営業利益が1,677億4,600万円(同49%増)、経常利益が1,111億6,500万円(同77.3%増)、中間純利益が464億6,200万円(同221.8%増)という異例の高収益の発表となった。

 なお、平成20年3月期の連結業績予想は、前例のない販売方法や料金プランなどを導入しているため、現時点での予想が困難であるため合理的な見積もりが可能になった時点ですみやかに公表するとしている。

 まず、好調の要因として携帯電話事業における契約純増数が5月に業界トップとなってから5か月連続で首位をとるなど、順調に契約数を延ばしていることと、前年中間期は移動体通信事業の業績が5か月の稼動しかなかったが、今期は6か月分の業績となっていることを挙げている。移動体通信事業では、8,145億900万円(前年同期比39.4%増)の売上となっている。

 営業利益については、販売管理費や売上原価が合計で1,900億円ほど増加しているが、前年同期比で49%を確保している。移動体通信事業では942億1,900万円と66.4%(同前)の伸びを示している。

 売上、利益ともに携帯電話事業が数字を大きく伸ばしているが、ホワイトプランや新スーパーボーナスなどによりARPU(契約者1人当たりの平均収入)は前年同四半期比でマイナス900円の4,800円となっている。反面、3G携帯の積極的導入の影響からかデータ通信のARPUは前年同四半期比で90円増の1,470円だ。

 移動体通信以外の分野では、ブロードバンド・インフラ事業(ソフトバンクBB)が売上高で0.6%増(同前)の微増だが、営業利益で62.7%増(同前)の186億8,600万円としている。これは、ADSLサービスの効率化と50Mサービスや無線LANパックなど高付加価値契約の比率向上が増益の要因だそうだ。固定通信事業(ソフトバンクテレコム)では、法人契約の強化などから0.3%減収ながら18.2%の増益と黒字化を達成している。インターネット・カルチャー事業(ヤフー)は、インターネット広告やオークションストアのテナント収入などの伸びから売上、営業利益ともに20%以上の増収増益だ。

 ブロードメディア、ソフトバンクテクノロジー、ソフトバンク クリエイティブ、アイティメディア、TVバンク、福岡ソフトバンクホークス関連事業、海外ファンド事業などが含まれるその他の事業では、売上517億7,900万円に対して6億5,000万円の営業損失となっている。
《中尾真二》
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