日本IBM、データセンターの省エネ型空調設備構築サービスを発表

2007年10月24日(水) 07時49分
IBM Refrigeration Rear Door Heat eXchangerの画像
IBM Refrigeration Rear Door Heat eXchanger
 日本アイ・ビー・エムは23日、「IBM Refrigeration Rear Door Heat eXchanger」を発表した。これは世界初となるデータセンターの省エネ型空調設備構築サービスで、サーバーラックの後部ドアに直接熱交換器を取り付ける(IBMエンタープライズサーバーラック 19インチ42Uに対応)IBMの特許技術と、三洋電機が今回新たに開発した「enegreen 冷媒式マルチサーバークーラー」を組み合わせたもの。日本IBMが販売および導入設置サービスを提供する。価格はラック3台の場合1800万円程度(室外ユニット、標準工事費を含む)で、注文から納入までに必要な期間は約2.5ヶ月。

 日本IBMで2006年から提供している水冷式のサーバーラック後部ドア用冷却ソリューション「IBM Rear Door Heat eXchanger」の仕組みを活用しており、最も高温となるサーバー後部から直接、排熱を最大50%取り除くという。

 また、コンプレッサ自動バックアップ運転機能を搭載することで、万一、コンプレッサが故障した場合でも他のコンプレッサが継続運転可能なため、サーバーラック冷却の完全停止を回避する。設置は、冷媒配管と通信配線のみの簡単な工事で行える。また、サーバークーラーの増設は、後部ドアを取り付けるだけの作業で、室外ユニット1台につき最大2台まで増設が可能(45kW室外機の場合)。冷媒配管長は最大150メートルまで、建物の屋上に室外ユニットを設置した場合のサーバークーラーまでの高低差は最大50メートルまで。

 世界中のデータセンターにこのサービスが採用されると、CO2抑制効果は222万トンとなり、1億5800万本の杉の木に相当するという。
《RBB TODAY》
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