SNSユーザー半数は3日坊主!? ソネットがSNS活性化のコツを分析
同調査は今年の6月から9月にかけて実施。So-net SNSで開設されている18,000のSNSの中から、7人以上のユーザーが登録していて60日以上稼働しているSNS約1,500を抽出して、その傾向を分析したもの。
4つのタイプのうち、もっとも多かったのは、全体の47%を占めた「開幕ダッシュ型(反比例)」。このタイプは、開設時にはオープン制で一定のユーザー数を確保するものの、その後招待制のサービスに移行。ユーザー数の伸びが鈍化すると共に、アクティブユーザー数も下落傾向に転じる。
次に多かったのは全体の28%を占めた「スロースターター型」。開設当初からユーザー数の増加率が緩やかに伸びてゆき、アクティブユーザー数も比例する形で緩やかに上昇。極端なユーザー数の増減はないものの、堅実な形で盛り上がっていく。
全体の17%だった「開幕ダッシュ型(比例)」は、初速のユーザー数とアクティブユーザー数の動きは、反比例タイプと同様に推移するものの、反転してからの下落は非常に小幅に収まり、その後はユーザー数とアクティブユーザー数がほぼ比例しながら推移していく。
もっとも少ない「高成長型」は、ユーザー数とアクティブユーザー数が共に平行して急激に伸び続け、ユーザー数の伸びが緩やかになってもアクティブユーザー数との乖離が起きず、高成長を続ける。SNSの理想形ともいえるがこのタイプに該当したのは全体のわずか3%にとどまった。
同社はSNSを活性化させていくためのポイントとして、ユーザーのフレンド数を増加させる仕掛け作りを挙げる。一例としてSNS開設時期の早い段階で招待制へ移行することなどを紹介。オープン制のSNSは参加の敷居が低いため登録ユーザー数を増やすには有効だが、その反面、登録直後にはSNSに誰も友人がいない状態になりやすい。こうした状態ではユーザーはSNSを利用する意欲を失ってしまいやすいだろう。そこで、招待制にすることで自然にユーザーの友人を増やしていくという仕掛けが有効になる場合があるというわけだ。フレンド数が増えたユーザーはSNSにログインする動機を得られるため、アクティブユーザーが増加。自然にコミュニティなどが活性化し、さらにフレンド数が増えていくという活性化のサイクルが生まれると分析している。
SNSはミクシィなどの大ヒットによってより細分化しながら拡大傾向にあるが、今回の調査結果を見ると、登録ユーザー数を増やすところまではいっても、一定期間以上継続してサービスを利用するユーザーを獲得することがヒットまで育てていく際のハードルとなっているといえそうだ。登録の手軽さや珍しさもあって開始当初のSNSは順調にユーザー数を増やせるが、その後サービスを継続する意欲や動機付けをしていく仕掛けがヒットSNS作りの決め手になるといえるだろう。
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