携帯電話でもハイビジョン再生を実現する高精細マルチメディア・プロセッサを発表
BCM2727モバイル・マルチメディア・プロセッサは、同日発表された新しい「VideoCore IIIマルチメディア・アーキテクチャ」を活用したブロードコムの最初の製品となる。H.264 Main Profile圧縮方式による720p高精細度ビデオ・エンコード/デコード、最大12メガピクセルのデジタルカメラ処理、高性能かつ超低消費電力の3Dグラフィックス機能をサポートしており、高精細度ビデオ、プロ品質のカメラ、および次世代グラフィックスを組み合わせた、技術の“トリプルプレイ”を実現した。
VideoCore III技術を活用する次世代の携帯電話なら、フルサイズ高精細度テレビや業界標準のオンチップHDMIインターフェースを内蔵するモニタ上にも最高品質で表示させることができる。あるいは、高精細度テレビ放送で利用されるのと同じ品質の映像を携帯電話で撮影できるようになる。これらの携帯電話機では、標準サイズの携帯電話用バッテリーを使用して、5時間以上の高精細度ビデオ再生、または約3時間の高精細度ビデオ録画を行うことができる見込みだ。
また、BCM2727には、最大12メガピクセルの内蔵型高品質カメラ処理機能が搭載されており、センサー/レンズ補正、シャープネス、露出補正、色調整、赤目軽減、画像安定化などの機能をサポートするオンチップISP(Image Signal Processor)に対応する。VideoCore IIIは、最大で1億4,400万ピクセル/秒の処理能力を持ち、12メガピクセル・カメラ解像度で1秒当り最大12枚の画像を処理できる。
2D/3Dグラフィックスについては、Open VG 1.0およびOpen GL ES 1.1/2.0オペレーションに最適化されており、最大性能時で1秒当り3,200万個のトライアングルを処理可能とのこと。
BCM2727プロセッサは現在、早期に問い合わせがあった顧客向けにのみサンプル出荷されており、その他出荷時期や製品価格については、ブロードコムに直接問い合わせてほしいとしている。
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