IPSアルファ、32型フルHD液晶パネルを2008年量産へ

2007年10月19日(金) 15時17分
 松下電器産業、東芝、日立製作所の3社の合弁会社・IPSアルファテクノロジは19日、フルHDテレビ用の32型IPS液晶(IPSα)パネルの開発を発表した。2008年中に量産開始を見込む。
 
 IPSパネルは従来の液晶パネルに比べ、広視野角で斜めから見ても美しい色調変化の少なさが特徴。同社は今年4月には37型フルHDのIPSαパネルを量産開始している。同社は2008年に開催される北京オリンピックなどのイベントなどによる薄型テレビへの需要拡大を見込んでいる。
 
 今回開発されたフルHDテレビ用のIPSαパネルは、視野角上下/左右178度以上、輝度500cd/m2。パネルを高透過率設計にすることで、バックライトの消費電力をハイビジョンパネルとほぼ同等の105Wまで抑えている。また、120Hz対応技術として、業界初となる「2チャンネル低電圧差動伝送方式機能」内蔵の液晶コントローラを開発。120Hzの動画対応画像を入力可能となっており、応答速度は8m/秒台まで向上しているという。パネル重量は7.2kg。
 
 なお、今回開発された32型パネルは、24日よりパシフィコ横浜で開催される「FPD International 2007」に出展される予定。
《小林聖》
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