【ニュース解説】KCP+でauのGSM携帯はあるのか?
しかし、ドコモがGSM対応を表明する中、今回の発表にauのGSM対応端末を期待していたユーザーもいたのではないだろうか。古い第2世代の通信方式とはいえ北米や中国など採用している国は多く、海外でも活動するビジネスマンにとってGSMに対応した携帯電話は重宝がられている。アップルのiPhoneも、開発コスト、世界市場などを考えあえてGSM方式を採用している。
この流れでauもGSM携帯を出すのでは、という疑問をKDDIの広報部に投げかけてみた。
まず、開発プラットフォームをKCP+にしたことは、GSM対応も見据えた措置ではないかとう疑問がある。KCP+はクアラコムとの提携によって開発されている。クアラコムは北米でGSMチップも手がける企業だ。メインの機能ではないかもしれないが、GSMチップのためのモジュールの共通化などが簡単にできるのではないかと思ったからだ。だとすると、GSM対応端末の投入時期はいつだろうか。
この質問について、KDDIの考え方は、KCP+はあくまで開発効率のアップ、コスト削減が目的であって、直接GSM方式とは関係ないとのことだ。もちろん一般論として、プラットフォームの共通化は、通信方式といった下層レイヤの違いに依存しないソフトやアプリの開発に直結するが、それを意識していることはないそうだ。
また、サービス戦略としても、GSM対応は検討中ではあるがKDDIにとって優先度の高いものではないという認識だった。auユーザーを含めたGSMの市場ニーズや規模、それと設定できる料金プランも含めた総合的な判断で、あまり重要ではないということのようだ。現在のグローバルパスポートなどの海外向けサービスでも、ニーズとして有効なカバーエリアでもGSMでなければという事象は少ないという認識も示してくれた。
ソフトバンクはボーダフォンの流れでGSM対応は必然に近いもので、後発キャリアとしては逆に海外でも簡単に使える点を訴求しなければならない。ドコモは業界の「トヨタ」(実際トヨタ自動車と関係の深いのはKDDIだが)的な立場として、ライバルの出している「車種」はすべて用意しておかなければならない。キャリアごとの事情がある。GSMはスタンダードではあるが、流れは3G、4Gとすると、ここで短期的な戦略でGSMに投資するよりは様子をみたほうが得策だということかもしれない。
注目ニュース
KDDIと沖縄セルラーは、au携帯電話において、待ち受け画面用の情報サービス「au one ガジェット」と、KDDI統合プラットフォーム「KCP+(ケイシーピープラス)」構築の搭載を開始する。
KDDI、沖縄セルラーは16日、携帯電話2007年秋冬モデルの新ラインナップ8機種を発表した。
編集部では、総務省 総合通信基盤局電波部移動通信課に取材した情報を元に、2.5GHz無線基地局の選定ポイントを整理してみたいと思う。
南東京ケーブルテレビとKDDIは、南東京ケーブルテレビが運営するCATV局「ケーブルテレビ品川」にKDDIのCDNを活用した固定電話サービス「ケーブルプラス電話」を提供し、12月1日より順次サービス...
オープンワイヤレスネットワーク株式会社(略称OpenWin)は11日、関東総合通信局に2.5GHz広帯域移動無線アクセスシステム特定基地局開設計画の認定を申請した。
特集
- ├KDDI、11日夜に通信障害……メール送受信に影響
- ├KDDI、デュアルコア搭載のビジネスタブレット「ETBW11AA」を9日に発売
- └KDDI、テンキー搭載のストレート端末「INFOBAR C01」を2月3日より発売!
- ├視聴番組を一時停止・巻戻し可能なワンセグチューナー、iPhone・iPad・iPod touch対応
- ├NTTぷららの「ひかりTVもばいる」、iPhone/iPadでも視聴可能に
- └女子中高生、「持ちたいスマホ」は「iPhone」85%とダントツ……ふみコミュ!調べ






















