東芝とマイクロソフト、「アドバンスト・インタラクティビティ・コンソーシアム」設立〜HDエンターテイメント機器などを普及・拡大

2007年10月5日(金) 21時13分
 東芝とマイクロソフトは5日に、次世代のコンシューマ向け商品、デジタルコンテンツ、配信サービスを対象に、先進のインタラクティブ機能の幅広い普及・推進を図るためのオープンな団体として「アドバンスト・インタラクティビティ・コンソーシアム」(Advanced Interactivity Consortium、AIC)を設立することを発表した。

 HD DVD機器で実現された先進のインタラクティブ機能とインターオペラビリティ(相互動作性)について、産業界全体に普及・促進を図ることを目的としたもの。コンソーシアムでは、HD DVDにとどまらず、DVD再生プレーヤーへのデジタルダウンロードや、パソコン、テレビ、携帯電話、携帯音楽プレーヤー、ゲーム機器など、他の機器やサービスへも幅広く、インタラクティブ機能の普及展開を図っていく。

 AICには、ハリウッドのメジャースタジオであるドリームワークス・アニメーション(DreamWorks Animation SKG)、パラマウント・ピクチャーズ(Paramount Pictures)、ユニバーサル・スタジオ(Universal Studios)、ワーナーブラザーズ(Warner Bros.)などが加盟する予定。いずれのスタジオもマイクロソフトのHDi技術を活用し、映画の中のナビゲーション、ブックマーキング、サブタイトルが出る「ピクチャー・イン・ピクチャー」、ウェブ接続、コンテンツのダウンロード、Eコマース・ストアなどの特徴を備えたHD DVDのソフトを発売、もしくは発売を予定している。

 マイクロソフトのエンターテイメント&デバイス部門担当プレジデントであるロビー バック氏は「AICは、私たちがHDiとHD DVDの開発でこれまでに携わってきた活動をベースにしていますが、様々なプラットフォーム上で消費者に更に広い体験をもたらすことに関心を持つ、全ての企業にオープンな組織です。私達がHD DVDのインタラクティブ機能に実装しているHDiを使って、この活動に貢献していきたいと思います。また、AICのメンバーと協力して、コンシューマー・エレクトロニクス市場でインタラクティブ機能の可能性をどのように広げていけるかを考えていきたいと思います。我々の目標は、光ディスクだけでなく、新しいデジタル・ダウンロード・サービスにも高品質なインタラクティブ体験を確立していくことです。」と述べている。
《冨岡晶》
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