イーソル、カーナビ向けシステムLSI「NaviEngine」対応のプラットフォーム「eCROS」をリリース

2007年10月2日(火) 20時55分
カーナビ向けシステムLSI「NaviEngine」の画像
カーナビ向けシステムLSI「NaviEngine」
 イーソルは2日に、NECエレクトロニクスが同日に発表したシステムLSI「NaviEngine」をサポートするソフトウェアプラットフォーム「eCROS」をリリースした。

 「NaviEngine」は、ARM11コアベースのMPCoreを搭載した高性能・低消費電力のカーナビ向けシステムLSI。「eCROS」は、対称型マルチプロセッシング(Symmetrical multi-processing:SMP)対応リアルタイムOSである「eT-Kernel Multi-Core Edition」、T-Kernelベースシステム開発スイート「eBinder」、各種ミドルウェアやプロフェッショナルサービスで構成される。

 「eT-Kernel Multi-Core Edition」は、独自のスケジューリング機能を搭載しており、4個のコアを持つNaviEngine上で、SMP型プログラムと非対称型マルチプロセッシング(Asymmetrical multi-processing:AMP)型のプログラムを、同時に複数個混在させることが可能となっている。これにより、高い平均スループットを実現できるSMPのメリットと、リアルタイム性の保証やソフトウェア資産の再利用性といったAMPのメリットの両方を、システムに取り入れることができる。さらにeT-Kernel Multi-Core Editionでは、システムの規模や用途によって選べる4つのプロファイルを持っており、メモリ保護機能やPOSIX APIを利用できるプロファイルも用意される。

 NaviEngine上のソフトウェアの開発環境としては、T-Kernelベースのシステム開発スイート「eBinder」が用意されており、ARM純正コンパイラである「ARM RealView」コンパイラに加え、コンフィギュレーション、デバッグ、システム解析といった一連の開発に必要となる開発ツールが含まれる。これにより、シングルコアプロセッサ向けのソフトウェア資産を利用しながら、マルチコアプロセッサであるNaviEngineを最大限に活用し、短期間・低コストで開発が可能とのこと。
《冨岡晶》
注目の情報[PR]

注目ニュース

日産自動車「カーウイングス」、Yahoo!地図情報やクチコミご当地情報と連携開始

 日産自動車は28日、同社のカーナビゲーション向け情報配信サービス「カーウイングス」において、個人やグループが持つさまざまな地元情報や旬な情報をクルマへ配信する新サービスを10月2日より開始すると発表...

定額「カーナビ専用サービス for CARWINGS」をウィルコムが提供開始

 ウィルコムは28日、日産自動車が提供するカーナビゲーションシステム情報サービス「カーウイングス」向けに、専用定額通信サービス「カーナビ専用サービス for CARWINGS」の提供を12月中を目途に...

プリンストン、PCでもカーナビでも使用できるワンセグチューナー——USB/RCAに対応

 プリンストンテクノロジーは20日、USB/RCA接続に対応するワンセグテレビチューナー「PTV-DT1W」を発表。7月下旬発売。価格はオープンで、予想実売価格は24,800円。

最新情報をカーナビに——おでかけストラーダで運用開始

 松下電器産業のパナソニック・システムソリューションズ社は、デジタルメディアアーカイブシステム(D-MAS II)を活用し、カーナビゲーションシステムにPOI情報ダウンロードサービスを6月28日から運...

三菱、インダッシュ型カーナビに最適な傾斜角を持たせた半導体加速度センサー

 三菱電機は、樹脂モールドパッケージによる10度の傾斜角を持ち、基盤への自動実装が可能な外形の半導体加速度センサー「MAS1912P」を7月2日に発売する。サンプル価格は840円。

RSS

特集・連載

ブロードバンド/無線LANスポット検索

ブロードバンド検索
-

ピックアップフォト