トップ > エンタープライズ > モバイルBIZ

モバイル機器向けLinux「Mobilinux」最新版5.0が発表に〜セキュリティやバッテリ管理が向上

2007年10月2日(火) 17時54分
 米MontaVista Software(モンタビスタ)は9月26日(現地時間)に、モバイル オペレーティング システム「MontaVista Mobilinux」の新バージョン5.0を発表した。リリースは11月からとなる予定。

 「Mobilinux」は商用品質の組み込みLinuxで、NEC、Motorola、PanasonicなどのLinuxベースのスマートフォン3,500万台以上に搭載されている。100%ネイティブなLinuxとして標準仕様をサポートしており、タッチスクリーン制御、電子メールの処理、BluetoothおよびWi-Fi接続、ビデオ カメラ、マルチメディアおよびAdobe Flashの表示などの一般的なプラットフォームとしてだけでなく、カスタム機能を容易に提供可能となる。

 Mobilinux 5.0では、SELinux(Security-Enhanced Linux)のコンパクト版であるMontaVista MicroSELinuxを搭載する。SELinuxはNSA(アメリカ国家安全保障局)がメッセージの機密性とファイルやシステムソフトウェアの完全性を保護するために開発したもので、悪質なソフトウェアが機器内に侵入して制御を奪うことを防止する。またバッテリ寿命を延長するAPIが含まれており、ダイナミックなパワーマネジメントを可能としている。SDIO(Secure Digital Input Output)、Wi-Lan/Wi-Fi over USB、Bluetooth over USB(ワイヤレス ヘッドセット、ヘッドフォンなどをサポート)、USB On-The-Go、ALSA サウンド ドライバ、Gstreamerなどの多くの新しい機器とそれをサポートするプロトコル スタックが提供される。

 また高速な動作も特徴としており、通常は5秒未満で起動、通話を10秒未満で開始できる。これはSymbianまたはMicrosoftベースの機器より3倍、Apple iPhoneより3倍半早い処理とのこと。

 MontaVista Mobilinux 5.0は、2007年11月リリースの予定で、最初のリリースでサポートされるプラットフォームは、Texas InstrumentsのOMAP 2430となる。以降はOMAP 3430などさらに6つのプラットフォームが追加される予定となっている。

 なおMontaVista Mobilinux 5.0の製品紹介Webセミナーが、10月12日午前10時〜11時に開催の予定。
《冨岡晶》
注目の情報[PR]

注目ニュース

Linux対応、監視性能を倍加——NEC、大規模ネットワーク運用管理ソフト「WebSAM NetvisorPro V」

 NECは28日より、マルチプラットフォームや大規模ネットワーク対応を実現したネットワーク運用管理ソフトの新製品「WebSAM NetvisorPro V」の販売を開始した。

BladeLogic Operations Managerの新バージョンでVMware ESX Server3.0をサポート

 マクニカネットワークスは25日、米ブレードロジック社のサーバ管理自動化製品の最新バージョン「BladeLogic Operations Manager Version .7.3」の出荷を27日に開始...

沖電気、設置と同時にサーバ監視を開始できるアプライアンス「DressUP Cockpit V2」

 沖電気工業は25日、中小規模システム向けサーバ監視アプライアンス「DressUP Cockpit V2」の販売開始を発表した。

限りなく本物に近い携帯端末開発プラットフォーム——ソフィアシステムズ SandgateIII-P

 ソフィアシステムズは18日、動作周波数624MHzのMarvell製PXA310プロセッサを搭載した携帯情報端末/IP電話向け開発プラットフォーム「SandgateIII-P」を発売した。価格は60...

マイクロソフト、「Silverlight 1.0」が正式版に。Linux対応プロジェクトも発表

 マイクロソフトは6日、クロスブラウザ・クロスプラットフォーム対応Webブラウザプラグイン「Microsoft Silverlight 1.0」正式版のダウンロード提供を開始した。

特集

OS

RSS

特集・連載

ブロードバンド/無線LANスポット検索

ブロードバンド検索
-

ピックアップフォト