富士通、下り900Mbpsの伝送能力を有するドコモ向け「Super 3G無線基地局装置」を実現

2007年9月28日(金) 16時36分
 富士通は28日、ドコモおよび富士通研究所と共同で試作機開発を進めていた「Super 3G無線基地局装置」において、無線高速大容量通信の基幹技術である「MIMO」(Multiple-Input Multiple-Output)の適用により、下り900Mbpsの伝送能力を有する装置の試作に成功したことを公表した。この試作機では、Super 3G基地局送信および移動局受信にそれぞれ4アンテナ(4×4MIMO)を適用した場合に、下り約900Mbps(20MHz帯域、3セクタ)の伝送能力を有するとのこと。

 NTTドコモの「Super 3G無線基地局装置」調達において富士通は、2006年11月に試作機および商用装置の開発、製造メーカーに選定されている。富士通は、今後MIMOをはじめSuper 3G試作機開発・評価の成果を活用し、3G無線基地局装置で培った高効率アンプ、高性能ベースバンド処理技術をさらに発展させ、商用装置での最適化を目指すと共に、小型・低消費電力で経済的な商用Super 3G無線基地局装置の開発を行っていくとしている。

 なお、本装置は10月2日から千葉県・幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2007」で展示される予定だ。
《冨岡晶》
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