NEC、シマンテック、ジュニパーらが協業——企業向け「協調型セキュリティ」を提案
従来はPC、サーバ、シンクライント、ネットワークなど個別のシステムごとにセキュリティ対策が実施されてきたが、一貫性のあるセキュリティ管理が今後は必要になるとして、同社では「協調型セキュリティ」を提唱する。「協調型セキュリティ」とはPCやサーバ、ネットワークなどそれぞれのセキュリティ機能を相互にかつ自動的に連携させることで、システムのセキュリティを強化するコンセプト。個々にセキュアなIT/ネットワークインフラを構築する「プラットフォームセキュリティ」、統合的にセキュリティレベルを可視化する「セキュリティマネジメント」、全体的にセキュアなシステムを構築する「システムセキュリティ」の3領域で構成される。具体的には「セキュリティマネジメント関連新製品・サービスの発売」「シマンテック社とのセキュリティコンサルティング領域での協業」「ソフトウェアのパートナー制度「InfoCage WORKS」の拡大」の3要素を中核としたものだ。
製品サービスとしては、協調型セキュリティの中核製品となる「InfoCage セキュリティリスク管理」(218万円〜/500ユーザ)や統合ID管理ソフト「WebSAM SECUREMASTER」シリーズ(150万円/500ユーザ)、および脆弱性診断サービスなどが発売・提供される。
また、シマンテックとセキュリティコンサルティングで協業することに合意、同社の経験とノウハウを活用したセキュリティコンサルティングサービスやセキュリティポリシーの管理、アプリケーションおよびネットワークに関する脆弱性や脅威の診断などを提供する。またシマンテックと協力してコンサルティング・アドバイザをNECグループ内に養成し、2009年度までに250名に増員する予定だ。
そしてジュニパーネットワークス、富士ゼロックス、マイクロソフトの3社が、ソフトウェアパートナー制度「InfoCage WORKS」にあらたに加入する。これにより、SSL-VPN機器、プリントセキュリティ、IRM技術などにおいて、InfoCageとの連携・協調が実現する見込み。
さらに、製品開発に加え、販売協業を目的としたパートナー制度が新設される。これによりパートナー各社はチャンネルを活かした提案・販売・構築・保守提案を行うことができ、自社製品への組み込み、自社ブランドとして製品を販売することが可能となる。
NECは、今後3年間で「協調型セキュリティ」関連ビジネスで売上600億円を目標に事業を展開していくとのこと。また10月24日から26日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「Security Solution 2007」に関連製品・サービスを出展する。
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