太平洋横断海底ケーブルを増強——伝送容量を2倍へ、富士通が受注

2007年9月3日(月) 16時12分
(1)三重県志摩(2)茨城県阿字ヶ浦(3)ワシントン州ハーバーポイント(4)カリフォルニア州グローバービーチの画像
(1)三重県志摩(2)茨城県阿字ヶ浦(3)ワシントン州ハーバーポイント(4)カリフォルニア州グローバービーチ
海底ケーブルシステムの画像
海底ケーブルシステム
光波長多重海底端局装置「FLASHWAVE S650」の画像
光波長多重海底端局装置「FLASHWAVE S650」
 富士通は3日に、太平洋横断海底ケーブルを有する大手通信事業者であるPacific Crossing Limited(PCL社)から、PC-1太平洋横断光海底ケーブルネットワークの増設商談を受注したことを発表した。

 PC-1ネットワークは、日米間を結ぶ全長2万1,000kmの光海底ケーブルシステム。4区間に敷設された4対の光ファイバーにて構成され、日米4か所のケーブル陸揚げ局(ワシントン州ハーバーポイント、カリフォルニア州グローバービーチ、茨城県阿字ヶ浦、三重県志摩)を経由する。今回の増設は、インターネットの国際的な普及により急増する太平洋間のデータトラフィックを支えるものとなる見通し。

 光波長多重海底端局装置「FLASHWAVE S650」により、既存のトラフィックに影響を与えることなく、ネットワークの各4区間の伝送容量を毎秒200ギガビット増設し、ネットワーク全体の伝送能力を増強する計画で、2008年第1四半期までにネットワークの各区間の容量が毎秒390ギガビットに、2008年第2四半期までに毎秒490ギガビットまで増強されるとのこと。
《冨岡晶》
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