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au oneでケータイ、Webのシームレス化を加速(2)——「EZweb」、「DION」、「DUOGATE」を統合

2007年7月31日(火) 17時30分
KDDI取締役執行役員常務 高橋誠氏の画像
KDDI取締役執行役員常務 高橋誠氏
PC用とケータイ用の操作感を統一したの画像
PC用とケータイ用の操作感を統一した
ケータイ用画面の画像
ケータイ用画面
ポータルサイト統一イメージの画像
ポータルサイト統一イメージ
 KDDI、沖縄セルラーは2007年9月下旬より新しいポータルサイト「au one」を創設し、DIONやEZwebなどのサービスブランドも統合すると発表した。の画像
 KDDI、沖縄セルラーは2007年9月下旬より新しいポータルサイト「au one」を創設し、DIONやEZwebなどのサービスブランドも統合すると発表した。
デザイン紹介の画像
デザイン紹介
他のISPユーザも利用可能の画像
他のISPユーザも利用可能
LISMOブランドは継続の画像
LISMOブランドは継続
地図サービスはPCで検索、ケータイでナビの画像
地図サービスはPCで検索、ケータイでナビ
ブログもPCとケータイから投稿可能にの画像
ブログもPCとケータイから投稿可能に
 KDDI、沖縄セルラーは2007年9月下旬より新しいポータルサイト「au one」を創設する。既存のau携帯電話向けインターネットサービス「EZweb」、PC向けインターネット接続サービスDIONのポータルサイト、ケータイとPCを連携させるポータルサイト「DUOGATE」を「au one」統合する。

 PC向け、携帯電話向けにデザインや操作感覚を統一したポータルサイトを用意し、ブランドとサービスの統合し、PCと携帯電話の連携を向上させていく。なお、これに伴いDIONは「au one net」にサービス名を変更する。

 携帯電話とPCのポータルサイトにauの名を冠したことについて、KDDI取締役執行役員常務の高橋誠氏は「日本のインターネットユーザーの比率について、携帯電話がPCを抜いた。日本のインターネット接続は携帯電話が中心だ。ケータイを起点とした新しいネットビジネス戦略が必要だ」と語った。

 auの携帯電話は昨年のナンバーポータビリティをきっかけとしたシェア争いの勝者であり、KDDIはauブランドを強く押し立てたISPビジネス戦略をとることになった。ネットの主流はケータイであり、ポータルサイトはケータイを中心に作っていくべきだという考え方だ。

 新ポータル「au one」は“リモコンレイアウト”という特徴的なユーザーインターフェースを持つ。携帯電話用サイトもPC用サイトもタイトル付近にテンキーを模したリモコンを置き、携帯電話ユーザーがPCも同じ操作感覚で利用できる。なお「au one」をポータルとする固定回線接続サービスのDIONはサービス名を「au one net」に改称し、携帯電話とPCを一体化したサービスを開発していく。au=携帯電話だけではなく、au=KDDIのインターネットサービスとし、auブランドをさらに大きな存在として位置づけていく。ただし、携帯電話とPCを一体化した音楽配信サービスのLISMOは「KDDIの音楽事業という位置づけ(高橋氏)」という観点からブランド名をそのまま残す方針だ。

 auやDIONなどが提供してきたサービスは「au」または「au one」のブランド名の元に再編成される予定だ。たとえばオークションサービスは「auオークション」となり、出品や入札アイテムの検討はPCで、入札中の追跡は携帯電話で、という使い分けができる。ブログは「au one ブログ」となり、長文投稿はPCで、短文投稿やコメントは携帯電話でいつでもどこでも実行できる。携帯電話でサービスしていたauショッピングモールはPCへの展開を広げる。PCの大画面で商品を検索し、携帯電話の決済機能で支払える。

 新ポータル「au one」は、アバター、アルバム、カレンダー、マイページ、音楽、ブログ、オークション、ナビウォーク(地図)などのサービスを提供する。さらに新サービスとしてWebメールサービスの「au one メール」と百科事典サービスの「au one キーワード」を始める。「au one メール」はGoogleのGmailサービスをauの携帯電話向けに改良したWebメールサービスだ。詳細は本日別掲の記事参照。「au one キーワード」はフリー百科事典の「Wikipedia」を中心としたキーワード検索サービスで、キーワードに関連したWebやマルチメディアコンテンツも横断的に検索できる。

 KDDIがauでサービスを統一する発想は、ソフトバンクがヤフーBBからソフトバンクモバイル(ヤフーケータイ)へ進出した経緯とは逆の経緯だ。しかしこれでauもソフトバンクもPCとケータイのサービスブランドを一体化させる動きを見せた。業務分野ごとに会社が独立し、縦割りの印象があるNTTグループとは好対照である。

 なお、「au one」のPC向けサービスは他のISPユーザーも「au one ID」を取得すれば利用できる。
《杉山淳一》
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