2008年、Yahoo! JAPANは「お客様目線のページ」に
羽入氏によると、Yahoo! JAPANは、利用者参加型の「ソーシャルメディア化」、多彩な機器に対応する「エブリウェア化」、外部開放+収益モデルの「オープン化」を3つの方針に掲げ、これに沿うかたちでリニューアルを実施するという。
リニューアルのコンセプトは「作り手本位なページ」から「お客様目線のページ」へ。これまで定期的に実施してきたリサーチ結果を分析し、メディアの基本に立ち返り、ユーザが求める情報のあるサイトへ能動的(必要としている情報)・受動的(与えられることにより満足が得られる情報)の両面からアプローチし、“訪れたくなる”“クリックしたくなる”“情報を見つけたい”サイトを目指す、と西田氏は説明する。
スケジュールとしては、すでにα版の公開が始まっており、α版公開は6月27日から7月10日まで。これに続き、β版を今秋、正式版(一般公開)を2008年の年明け公開をめどに、準備を進めていくという。
α版は、ランダムに割り当てられた、Yahoo! JAPANユニークユーザーの0.5%を対象に実施中であるため、すでに目にされた方もいるかも知れない。ページ上部に赤字で「新しいレイアウトをテスト中です。アンケートにご協力ください」と表示されたら、新デザインを表示中ということになる。
一方β版は、トップページより新旧の切り替え可能なかたちで提供される予定だ。したがって、β版公開後は、希望すれば誰でも新デザインを利用できることになる。
続いて、新トップページの細部を見ていこう。
まず、印象的なのは、面積が140%に拡大されロゴ右に配置された「検索窓」と、サービス一覧が左側に縦にまとめられた「コンテントボックス」だ。また、ページ全体が、従来の縦2分割から3分割になり、右側には主にパーソナライズ可能な機能がまとめられている。なお、西田氏によると「今回のリニューアルの目玉であるコンテントボックスは、今後、カスタマイズ機能を実装する予定」という。
このほか、ページ中央上部に注目記事を紹介する「トピックス枠」、その下に流行や生活時間帯に合わせた情報、緊急の出来事などを表示する「スポットライト」、CGM系(ユーザー参加型)コンテンツを掲載する「みんなで作るYahoo! JAPAN」を配置。
ページ右上部には、メールの新着やカレンダー・利用可能ポイント数などを表示する「パーソナルボックス」、その下にはイベント・グルメ・テレビ番組・交通情報などを表示する「地域枠」を配置する。「地域枠」では地図の表示も計画されているという。
なお、海外Yahoo!もサイトリニューアルが実施されているが、西田氏によると、今回のリニューアルは日本でのマーケティング調査に基づき、日本独自で実施するものということだ。
α版サイトでは、「新デザインの印象」「新旧比較」「要望」「性別・年齢」など11項目の簡単な無記名アンケートを実施しているので、新デザインが表示されたユーザーは、アンケートに協力して、“お客様目線”の新Yahoo! JAPAN誕生に一役買ってみてはいかがだろうか。
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