JPNIC、近づくIPv4アドレスの在庫枯渇に対する取り組みを発表

2007年6月19日(火) 18時12分
IPアドレス管理の階層構造の画像
IPアドレス管理の階層構造
Geoff Huston氏によるIPv4アドレス在庫枯渇予測グラフの画像
Geoff Huston氏によるIPv4アドレス在庫枯渇予測グラフ
 IPアドレスの日本国内における登録管理業務を行う機関である日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は19日、インターネットで利用するIPv4アドレスの枯渇期を乗り越えるために、対応策の検討を開始したと発表した。

 JPNICによると、最近10年間の急減なインターネットの発展によって、現在インターネットで利用されているIPv4アドレスについて、地域インターネットレジストリの未分配IPv4アドレスの在庫が2010年には無くなると予測されているという。

 また、この在庫が枯渇しても、既存のインターネットが直ちに使えなくなるわけではないが、中長期的にインターネットを拡張・発展させるといった視点から考えると大きな制約となり、時間が経過するほど問題は深刻になることは確実かつ不可避な状況だとしている。

 こうした状況に鑑み、JPNICではIPv4アドレス枯渇問題の解決に積極的に取り組んでいくとしており、具体的にはIPv4アドレスの在庫枯渇予測に関する的確な情報提供、在庫枯渇時期に対応した分配ポリシーの検討、調整に着手するという。

 さらに、IPv6への移行をはじめとしたIPv4アドレス在庫枯渇の克服策に関する技術的方法論の検討、ならびにビジネスインパクトの精査を目的として、有識者による検討会を開始。この検討会では2007年末までを目処に、各課題への対応策についての提言をまとめていくとしている。
《村上幸治》
注目の情報[PR]

注目ニュース

 総務省は、同省が作成した「国民のための情報セキュリティサイト」内特設ページにおいて、一般利用者に対する情報セキュリティ啓発イベント「インターネット美化運動2007〜あなたの参加がネットを変える〜」を...

アダルト専用ドメイン否決。RIRレベルで進行するIPv4アドレスの枯渇——第18回ICANN会議報告会

 日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)が3月26日〜3月30日までの期間、ポルトガルのリスボンで行われた、第18回ICANN会議の報告会を開催した。

 JPNICは、9日に開催された理事会で「JPドメイン名紛争処理方針」および「JPドメイン名紛争処理方針のための手続規則」を改訂し、本年の6月1日より施行すると発表した。

 日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は6日、12月5日からパシフィコ横浜で開催される「Internet Week 2006」の1プログラムとして、「IP Meeting 2006...

 日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は、経路情報のデータベースサービス「JPIRR」の正式サービスを、8月1日から開始した。これに伴い、試験サービスが終了した。

RSS

特集・連載

ブロードバンド/無線LANスポット検索

ブロードバンド検索
-

ピックアップフォト