脅威の手法がメール配信型からWebページリンク型に変化——ソフォス発表

2007年4月2日(月) 19時24分
 ソフォスは2日、2007年3月のコンピュータウイルスの報告数をまとめた「トップ10ウイルス」を発表した。

 3月に世界中で送受信された全メールのうち、悪意のあるものは555通に1通の割合(0.18%)と減少傾向が続いているが、同社が3月に検知した新規の脅威は8,835件に上り、3月までに阻止した脅威の総数は231,458件と増加傾向が続いているという。

 これについて同社では、「この数字からマルウェア感染の経路が変化していることが分かります。従来の大量メール配信型のマルウェアは減少し、メッセージの本文中に感染したWebページのリンクを含ませるものが増加しています」と発表している。

 3月度の傾向としては、対策が提供されてから3年以上もたっている古いマルウェアである「Netskyファミリー」が猛威を振るい、同月に検知されたマルウェアのほぼ3分の1を占めている。

 これについて同社では、「手入れされていない庭に雑草がはびこるよう」と比喩し、十分な対策をとらないために「Netsky」や「Mytob」のような古いマルウェアに感染してしまうPCが後を絶たないことは、非常に大きな問題だとした。また、「いまや、インターネットに接続するユーザーには、自分のPCに十分な対策を施して、自分だけでなく、インターネットに接続している他のユーザーの安全も守る義務があるといえるでしょう」と警告している。
《村上幸治》
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