NEC、追加ノードを1つのストレージとして見る次世代グリッド・ストレージ「HYDRAstor」
同社によると、HYDRAstorが目指す次世代グリッド・ストレージは、データ量の増加に伴いストレージに求められる性能や容量に応じて自由にサーバを追加し、ストレージノードとしてグリッド・アーキテクチャで連結することにより、柔軟で拡張性に優れたグリッド・ストレージを実現するものだとしている。なお、これらの追加されたノードは自動的にストレージ・プールに組み込まれ、1つのストレージとして利用できるようになるという。さらに、ポリシーベースのデータ格納・保護・保存レベルの自律運用により、IT管理者を現在の複雑なストレージ管理から解放する、快適な運用環境を提供するとしている。
HYDRAstorは2007年後半をめどに、バックアップ・アーカイブの市場ニーズが高い北米において、テープ並みの価格でディスク以上の性能を実現するバックアップ/アーカイブ用セカンダリ・ストレージとして製品化。また、将来的にはプライマリ・ストレージや広域分散ストレージとしての適用に向け強化していくとしている。
HYDRAstorに搭載される主な最先端技術は以下のとおり。
●柔軟かつ拡張性に優れたストレージの「自動最適構成技術」
独自の分散制御技術により、ボトルネックを生じさせることなく容量や性能の拡張を可能とする技術。導入にあたっての細かな設定作業が不要となるほか、容量増設もストレージを接続するだけで自動的にシステムに組み込まれ、負荷分散やデータの再配置を自動で行える
●容量効率を高める「重複排除技術」
重複して持っている同一データブロックを1つにまとめ、容量効率の大幅な向上を可能とする技術。容量効率を高めることで、格納容量に対する大幅な低コスト化が可能となる
●高信頼性を実現する「分散冗長配置技術」
元データを複数に分割し、特殊な冗長用コードを付加することで3重以上の障害でもデータの復元を可能にする技術。高信頼といわれるRAIDを超える高信頼性、耐同時障害性を実現する
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