シマンテック、Norton 360を発売——“デジタルファミリー”を全方位の脅威から守る
ノートン 360は、「360°あらゆる方向からの脅威から保護する」という意味を込めた命名であり、アンチウィルス、スパイウェア対策、ファイアウォール、侵入防止、フィッシング対策、バックアップ、PCチューンナップ(メンテナンス)など、これまで同社がノートンシリーズで個別に提供してきた機能を組み合わせたオールインワン・パッケージとなる。さらに、標準で2GBのオンライン・ストレージの使用権も含まれており、オンライン・バックアップのための領域として利用できる。
冒頭で挨拶を行なった同社の代表取締役社長の木村 裕之氏は、製品の性格を「個人ユーザー向けに、360°全方位からの保護を提供する」と位置づけた後、同社が昨年国内で行なった調査結果を改めて紹介しながら「リスクを恐れて個人情報の入力やオンライン決済の利用をやめてしまうユーザーが存在する一方で、PC上のデータのバックアップを取っていないユーザーが依然として多数存在し、統合的な保護対策が求められている」とした。
続いて製品の説明を行なった米シマンテックのコンシューマ事業部門シニア プロダクト マネージャのマーク・カノック氏は、本製品が“デジタル・ファミリー”をターゲットとし、「保護されていることに確証を持てるシンプルなインターフェイス」と「ユーザーの使用感を損なわない高度な自動化とパフォーマンス」に留意して設計されたことを紹介した。
“デジタル・ファミリー”とは、同社がインターネット・ユーザーを「成熟した有関心層」「デジタルファミリー」「インターネットヘビーユーザー」「無関心層」の4種類に分類したうちの1つで、別の表現で言い換えれば、家庭内でツールとしてPCを活用しているが、PCのテクノロジーにはあまり関心がないユーザー、という感じだろうか。
機能面では、既存の単体製品である「ノートン・アンチウィルス」「ノートン・コンフィデンシャル」「ノートン・セーブ&リストア」「ノートン・システムワークス」の4製品の機能を網羅する一方、インストール作業は平均して4クリック以下で完了するなど、使いやすさに配慮されたパッケージとなっている。既存製品も併売され、オールインワンで手間なくすべてを保護したいユーザーには360、個々の機能を詳細にカスタマイズしたいユーザーは従来製品を、というすみ分けを行う。
価格は、標準パッケージが1万290円(ダウンロード版8,190円)で、1年間の使用権とその間の更新サービス、2GBのオンライン・ストレージの使用権が含まれる。また、1ライセンスで3台までのPCにインストール可能。オンライン・ストレージは追加も可能で、5GBで3,780円、10GBで6,300円、25GBで8,820円、100GBで3万5,280円(いずれも1年間)となっている。
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