日本TI、サーバや通信用の電源システムを過渡電圧から保護する「ORingコントローラ」
日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は26日、12V動作のブレード・サーバや、N+1構成の通信システム、予備電源を使用する低電圧プロセッサなどの電力分配機能を向上する、ORingパワー・コントローラ製品ファミリ「TPS241x」を発表した。制御方式(リニア制御またはON/OFF制御)とピンの違いにより、4製品がラインアップされており、1,000個ロット時の参考価格は14ピン・プラスチックTSSOPのモデルが1.7ドル、8ピンTSSOPのモデルが1.20ドル。
TPS241xは、複数の電源ユニットからの電源バスを合成するために必要なORダイオード回路から高効率の代替手段を提供するとともに、各電源を監視・制御し、電源バス上の過渡波形による回路基板の損傷や動作中の電圧スパイクの発生を防止する新型IC製品。
3〜18Vの入力電圧範囲をサポートし、最低0.8Vまでの電源電圧を制御できるほか、低いRDSon(導通時のドレイン-ソース抵抗)のNチャネルMOSFETを外付けすることで、一般的に使用されているダイオードによるORソリューションと比較して、システムの効率を大幅に向上すると同時に電力損失を低減できるとしている。
また、複数の電源への電力分配を切れ目なく管理するとともに、130ナノ秒(ns)と超高速なターンオフ応答を提供し、システムを損傷させる危険性を持つ逆電流や過渡波形からシステムを保護。さらに、プログラマブルのターンオフ・スレッシュホールドおよび入力フィルタ機能を備え、特に非常に厳しい動作状態や重い負荷に対応してシステムがさまざまな電源バス特性を管理する必要がある場合に、電源の完全な動作を確保できるとしている。
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