【スピード速報】Bフレッツ増速、無線インターネットは急増速
今回は2007年1月23日〜1月29日の全測定データを用いて、最新の手法によりIPアドレス等を用いた回線種別解析を行い、種別ごとのダウンロードの平均速度を算出した。そして、同等の方法で行った昨年2006年11月21日〜11月27日の解析結果「TEPCOひかりがアップでも45M超!無線はアップ・ダウンの差が最小」と比較した。(「TEPCOひかり」は2006年12月までのサービス名。2007年1月からは「ひかりone」)
なお、光ファイバによる測定データのうち「Bフレッツ」「ひかりone(旧TEPCOひかり)」以外でCATVが提供した回線での測定データは「CATVインターネット」に、専用線である件数は「専用線」に加算した。
通常の統計では2か月程度の短期間での数値変動は、季節変動や誤差のレベルで捕らえられがちだが、実際の数字を見ての通り、インターネットの速度改善はハイピッチで進行しており、月間計測数からも十分な有意性があると判断した。
グラフを見ての通り、「ひかりone」が平均54Mbpsを超え、圧倒的に速いのは変わらないが、その速度は微減している(−0.2%)。これに対して、「Bフレッツ」は増速傾向を示しており、この2か月で+3.5%の速度アップとなった。また、「その他のキャリアの光ファイバ」は+18.7%の大幅な速度向上が記録されている。なお、光ファイバ以外では、「無線インターネット」が+14.5%、「フレッツADSL」が+22.6%の急増速となった。
以上から推察されることとして、まず、昨年11月の段階では、先駆者ゆえに遅い回線の影響が見られた「Bフレッツ」は、より高速な回線の加入者増により、その影響を脱しつつあるのではなかろうか。「フレッツADSL」の急増速についても、ADSLの中でも低速な回線のユーザが高速な回線に乗り換えたことにより、平均値としては増加となったことが考えられる。
これに対して、「無線」インターネットと「その他のキャリアの光ファイバ」は純粋な速度向上と考えられる。特に無線インターネットについては、昨年11月の解析結果においてアップロード速度がADSLを大きく上回っていることを指摘したが、ダウンロード速度においても近い将来にADSLを超えるであろう勢いが見られており、速度向上と普及の両方において期待したい。
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