【東京国際映画祭】最高賞の東京サクラグランプリは色男スパイが活躍するフランス映画に
ジュネ審査委員長は「今回の東京国際映画祭で驚いたことがあります。世界にはどれだけ異なる文化があることか。それにもかかわらず人間の感情は理解することができるのです。私たちは映画を通して共感することができるのです。それもまた国際映画祭の役割だと思います。また、クリント・イーストウッド監督のオープニング作品「父親たちの星条旗」にも敬意を表したいと思います。アリガトウ」と総評を語った。
この後、甘利明経済産業省大臣が、準備中の盗撮防止法案や、国を挙げて力を入れているというコンテンツ・マーケットの充実について語り、映画をはじめとするコンテンツの20世紀のメッカはハリウッドだったが、21世紀は東京が必ずコンテンツのメッカになるとし、将来は、本映画祭が、映画だけでなく、アニメ、ゲーム、音楽などありとあらゆるエンタテインメント・コンテンツを網羅したコンテンツの大きな大会に育つことを願っていると結んだ。
そして、第19回東京国際映画祭チェアマンの角川歴彦氏が「9日間で300作品以上が上映され、TIFFCOMというフィルムマーケットも開催され、本映画祭も何かが変わったと感じられた方もいるのではないでしょうか。ここ4〜5年で西欧の映画祭から数多くの教訓を学び、ようやく日本の映画祭のあるべき姿を理解してきたような気がします。お祭りとしての映画祭の改革がホップとすれば、TIFFCOMでステップをして、大きな節目となる来年の第20回には、映画を中心としながらアニメやゲームソフトも含めたコンテンツ・カーニバルとしてジャンプを果たしたいと考えております」と締めくくった。
最後はコンペティションへの参加者、審査員、プログラム・ディレクター、各イベントの担当者、ボランティアのメンバーらが全員ステージ上に集合し、拍手喝采の中映画祭は閉幕となった。
See You Next Year!
(photo by 稲葉九)
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