【REMIX Tokyo 2006 Vol.3】ウェブクリエイターにとってのWindows Live

2006年10月26日(木) 22時31分
Windows Liveでは、クライアント環境、ネットワーク環境、さらにデバイスにも依存しないコンピューティングを提供します。の画像
Windows Liveでは、クライアント環境、ネットワーク環境、さらにデバイスにも依存しないコンピューティングを提供します。
Windows Live Mailはウェブメールですが、GmailやYahoo! Mailのアカウントのメールも分けて受信してくれます。の画像
Windows Live Mailはウェブメールですが、GmailやYahoo! Mailのアカウントのメールも分けて受信してくれます。
FOMAでもメッセンジャーが使える。携帯電話に小型カメラを固定して、通信の様子をプロジェクタに映したデモの画像
FOMAでもメッセンジャーが使える。携帯電話に小型カメラを固定して、通信の様子をプロジェクタに映したデモ
BOTはユーザーが自分で作ることもでき、公開もできる。オリジナルBOTのコンテストも開催されたの画像
BOTはユーザーが自分で作ることもでき、公開もできる。オリジナルBOTのコンテストも開催された
旅行会社のバーチャルツアーを模したデモ。マンハッタンの地図、航空写真、衛星写真を自由に表示、移動できるの画像
旅行会社のバーチャルツアーを模したデモ。マンハッタンの地図、航空写真、衛星写真を自由に表示、移動できる
 マイクロソフトとしては異色のイベントといえるREMIX Tokyo 2006」は、ウェブクリエイターやデザイナーを対象としたカンファレンスでもある。技術的なカンファレンスではなく、ウェブクリエイターたちにマイクロソフトが提案するウェブサービスプラットフォームをもっと知ってもらおうということだ。

 Windows Liveとは、マイクロソフトが進めるクライアント環境(アプリケーションソフト)とネットワーク環境(インターネットサービス)を融合する製品やサービス群だ。特徴的なのは、PCだけでなくPDA、ゲーム機、携帯電話なども対象としている点である。簡単にいえば、マイクロソフトが提供する、googleやYahoo!などに代表されるWeb 2.0系サービスと見ることもできる。

 例えば、すでに正式版が発表されダウンロードが可能なWindows Live Messengerは、これまでのメッセンジャー機能の他、FOMA端末ともメッセージ交換が可能である。また、メッセンジャーの「メンバー」に登録できる辞書BOTは、チャット形式で質問に答えてくれるボット(ウェブ上の人工知能ソフト)だ。会話形式の質問を送ると、検索エンジンやEncarta(マイクロソフトのウェブ百科事典)の検索結果を答えてくれる。なお、ユーザーはオリジナルのBOTを作成して、ネットに公開することもできる。

 Windows Live Localは、地図サービスのサイトで、Virtual Earthという衛星写真・航空写真プラットフォームを組み合わせれば、google Map、google Earthに置き換えることができる。将来的にMSNに置き換わるWindows Live Searchの検索マクロ機能は、検索エンジンのカスタマイズを実現する。

 そして、これらすべてのサービスはユーザーが自由に制御(カスタマイズ)でき、オリジナルBOT、オリジナルのツールバー、オリジナルの検索サービスを「ギャラリー」(公開用サイト)で配布、共有が可能だ。

 Windows Liveは、ウェブクリエイターにとって、検索エンジン、ウェブメール、地図ポータル、アプリケーションサービスなど、プラットフォームの選択肢が広がるという意味では歓迎すべき動きだろう。
《中尾真二》
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