ベクターで大規模なウイルス感染が判明、3,986タイトルが感染

2006年10月2日(月) 19時25分
 ベクターは9月29日、同社サイトにウイルスに感染したソフトが掲載されていたことが判明したと発表した。9月27日(水)1時〜13時30分の間、ソフトウェアライブラリで公開していたタイトルのうち、ウィルスに感染したタイトルは3,986タイトル。うち、3,179タイトルは問題となっている期間中、1回もダウンロードされておらず、実際にダウンロードされたものは807タイトルで、計7,873回ダウンロードされた恐れがある。

 感染していたのはフリーソフト・シェアウェアなどを掲載しているソフトウェア・ライブラリで、ショップ(shop.vector.co.jp)および、galge.com(www.galge.com)には感染したソフトはなかった。

 ウィルスは、W32/HLLP.Philis.av(マカフィーでの呼称)の亜種で、感染したファイルを実行すると、ローカルマシンおよびネットワーク上の共有フォルダにある実行ファイル(拡張子が「.EXE」のもの)を検索し、ウィルスコードを付加する。ベクターで発見されて亜種は、特定のオンラインゲームのアカウント情報を取得すると思われるとのこと。

 9月27日11時20分ごろ、同社で利用しているウィルススキャンソフトの一部で新型ウィルスが発見され確認を行ったところ、社内ネットワークおよび社内クライアントPCにおいて、感染したファイルが存在することが確認。公開用サーバにおいたファイルへの感染の可能性も否定できないことが判明した。その後の調査で感染が発覚した。

 現在同社では、ファイルの安全が確認できたとしてダウンロードを再開しているが、期間中にベクターを利用したユーザに対して、ウイルス対策の実施を呼びかけている。
《冨岡晶》
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