ヘリコプターと人工衛星で直接通信。情報収集に消防庁と情報通信研究機構が実験

2006年9月22日(金) 21時00分
実験の概念図の画像
実験の概念図
 消防庁と情報通信研究機構は22日、ヘリコプター衛星通信システムの実験を、9月26日に実施すると発表した。災害時の情報収集を想定し、岐阜県上空で撮影された映像を、消防庁に送信。リアルタイムで様子が分かるというものだ。

 現在は、ヘリコプターで撮影された映像は、地上の中継局を経由し、人工衛星に送信され、消防庁で受信するという経路をたどる。しかし、山間部や障害物がある地域には地上の中継局が設置できないため、ヘリコプターからの中継が出来ない。

 これを解決するため、今回の実験では地上の中継局を介さずに、ヘリコプターが人工衛星に直接、映像を送信する。これにより、地上の中継局が不要となり、機動性が増す。

 なおこれは、2004年10月に発生した新潟中越地震の教訓を生かし、消防庁が設置した「初動時における被災地情報収集のあり方に関する検討会」にて検討されているものだ。
《安達崇徳》
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