シスコシステムズ、オンデマンドテレビ関連ソリューションのArroyo社を買収

2006年8月23日(水) 13時32分
 シスコシステムズは8月21日(米国時間)、株式非公開企業のArroyo Video Solutions, Inc.(以下、Arroyo)の買収契約が正式に成立したことを発表した。Arroyoは、オンデマンドテレビや関連の顧客サービス向けに次世代ソリューションを提供する企業。

 Arroyoのソリューションは、優れた拡張性やサービスの可用性、運用の簡便性を実現することを狙いとしたもので、現在主流のビデオオンデマンドサービスや、新しいタイムシフトサービスに対応した拡張性の高いプラットフォームを提供しているという。ArroyoのプラットフォームをCisco IP NGN(次世代ネットワーク)アーキテクチャのフレームワークに統合することで、通信事業者はテレビやパソコン、携帯電話など、多様化するさまざまなデバイスに向けて、エンターテイメントや双方向メディア、広告などのネットワークサービスを開発し、配信することができるようになるとしている。

 Arroyoは2002年に創業し、米カリフォルニア州とユタ州を拠点に44人の従業員を擁している。Arroyoからは、Novellの創業者であるドリュー・メジャーをはじめ、3Comで最高技術責任者を務めたこともあるポール・シェラーなど、技術業界をリードする人材がシスコに加わることになる。

 買収金額は約9,200万ドルで、買収はシスコの2007年会計年度第1四半期が終了する2006年10月31日までに完了する予定。買収が完了した時点で、Arroyoの人材と製品ポートフォリオは、サービスプロバイダー部門のケーブル&ビデオイニシアチブグループに統合されるとしている。
《小笠原陽介》
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