イー・アクセス、第1四半期の決算報告を公表 ADSL加入は6月現在で193万件

2006年8月9日(水) 20時34分
 イー・アクセスは9日、2006年4月1日から6月30日を期間とする平成19年3月期・第1四半期の財務・業績の概況を公表した。

 本期の売上高は142億9,100万円、営業利益は21億6,200万円、経常利益は13億2,100万円、1株当たりの純利益は680.26円。なお、昨年同期は連結財務諸表が作成されていないため、昨年同期比は公表されていない。

 本期のADSL・ISP事業の概況報告では、前期に引き続き、移転や回線クラス変更に伴う手数料の無料化、カスタマーサポートの充実による解約抑止策の実施に加え、6月からは3Mbpsサービスから5Mbpsサービスへの自動アップグレードを実施するなど、解約抑止策の強化を図ったとした。

 また、メタルプラス電話とのセット販売のチャネル拡大により、インターネットユーザーに加え固定電話ユーザーの獲得を促進。さらに、AOLブランドのISPサービスについては、引き続きブロードバンド化の推進やコスト管理の徹底などにより、利益体質の強化を図ったとしている。

 なお、6月末現在のADSL契約者数は193万件、AOLのISPサービス契約者数を加えた総契約者数は219万件となっている。

 一方のモバイル事業では、2007年3月のデータサービス開始に向け、無線ネットワークの構築や販売チャネルの構築、業務系システムの開発や端末の開発などの準備を進めているとした。その中で本期は、ネットワークの主要サプライヤーとして選定した世界最大の移動体通信網サプライヤーであるエリクソン社とともに、無線基地局の設計、基地局用地の確保など、無線ネットワークの構築に着手したほか、商用サービス開始に向けたデータセンタや地方事務所の開設も進めているとしている。

 さらにモバイル事業の資金調達については、前期に引き続き2006年4月および5月に実施されたイー・モバイルの第三者割当増資により、銀行借入枠の設定と合わせ3,600億円超の事業資金を確保したとし、サービス開始前に事業計画上必要とする資金が確保できたとしている。
《村上幸治》
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