日立、秘密分散法を応用したメールの情報漏えい防止システム

2006年6月8日(木) 19時44分
 日立は、マイクロソフトの統合メッセージングソフトウェアExchange ServerとクライアントメールソフトウェアOutlookを組み合わせたメールシステム上で、メールの情報漏えい防止を実現するソフトウェア「メール割符 for Exchange Server」を開発し、企業や自治体向けに6月12日から販売を開始する。

 価格は1クライアント26,250円から(別途年間保守費用が必要)で、提供開始は2006年7月20日からとなる。

 同製品は、Outlookに秘密分散法を応用した割符機能をアドインするメールソフトウェアで、同ソフトウェアを搭載している専用USBフラッシュメモリをPCに差し込み、Outlookのツールバーに表示されたボタンを押すだけですぐに利用できるというもの。

 具体的には、送信時にメールの本文と添付したデータファイルを自動的に複数のメールに分割(割符化)して送信し、受信時に割符化された複数のメールを受信後に復元し、本文や添付したデータファイルの閲覧を可能にする。

 専用USBフラッシュメモリを抜くと、割符化する前の状態に復元できないため、保存されているメール情報の閲覧ができなくなる。また、宛先間違いなどによる誤送信をしても、受信者はメールを閲覧できないほか、途中でメールを盗み見ることもできないため、メールによる情報漏えいを防止し、高いセキュリティレベルを実現するという。
《竹内充彦》
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