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J:COM、250GBのHDD内蔵型STBを4月から提供。20時間分のハイビジョン録画が可能に

2006年3月8日(水) 19時31分
ジュピターテレコム代表取締役社長最高経営責任者、森泉知行氏の画像
ジュピターテレコム代表取締役社長最高経営責任者、森泉知行氏
ハードディスク内蔵型STB「JC-5000」の画像
ハードディスク内蔵型STB「JC-5000」
 ジュピターテレコム(以下、J:COM)は日本におけるケーブルテレビ事業者として初めて、ハードディスク内蔵型STB(セットトップボックス)による「J:COM TV デジタル」の新サービス「HDR(エイチディーアール)」を2006年4月15日より順次開始する。

 J:COM TV デジタルでは地上・BS・ケーブルの各デジタル放送やVOD(ビデオ・オン・デマンド)などのサービスを、1台のSTBで利用する。今回のSTBには250ギガバイトのハードディスクを搭載し、J:COM TV デジタルの各サービスを、オリジナル画質のハイビジョンで20時間分、SD画質なら60時間分を録画できる。

 新サービスは「HDR(エイチディーアール)」の名称で、J:COM TV デジタル加入者を対象に、月額840円(税込み)の追加利用料金で提供される。なお「HDR」という名称は
High Definition Recorder(ハイビジョン録画)、High spec Double tuner Recorder(ダブルチューナーによる多機能録画)、Hard Disc Recorder(ハードディスク録画)の3つの意味を込めたものだという。

 STBは韓国HUMAX社から供給を受けるもので、チューナーを2つ搭載しており、裏番組の録画や、2番組同時の視聴および録画にも対応する。このダブルチューナーはいずれも3波(地上デジタル、BS デジタル、ケーブルデジタル)対応で、視聴および録画する2番組の組み合わせはすべてのフラットフォームにまたがって選択できる。録画中の番組をさかのぼって再生するタイムスリップ(タイムシフト)機能も備える。

 また、見たい番組を見つけるためのジャンル検索、キーワード検索も充実しているほか、プラットフォームを区別しないシームレスなEPG(電子番組表)から簡単に録画予約もできる。そして、これらの機能をリモコン1つで簡単に操作できるのが特徴だという。

 J:COMは「録ル・観ル・ケーブル」をキャッチコピーに、録画と視聴が合体した新しいケーブルテレビの楽しみ方を訴求していくとしている。関東地区では3月15日から申し込み受け付けを開始し、4月15日からサービスを開始する。関西地区、北九州地区および札幌については4月15日申し込み受け付けを開始し、5月15日サービス開始となる。

 記者会見でJ:COMの代表取締役社長 最高経営責任者、森泉知行氏は「J:COMでは番組のハイビジョン化などを積極的に推し進めることでほかの事業者との差別化を図って来た。今回このように高機能なSTBを投入することで、さらに差別化を拡大していきたい」と述べた。また「この3月に開始した新たなサービスに加え、今回の高機能STBにより、ますますお客様の満足度を高めていけるものと考えている。また経営的にもARPUを持続的に引き上げることにつながる」と語った。
《小笠原陽介》
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