スパムメール件数は増加するも、認知度向上により対処は迅速化 -シマンテック調査

2006年3月8日(水) 18時57分
 シマンテックは3月8日に、スパムメールに関するユーザ実態調査の結果を公表した。インターネット利用歴3年以上のインターネットユーザ(年代別男女1,100名)を対象に、1月に実施されたもの。

 スパムメールが「どんなものかを理解している」、「なんとなく認識がある」という回答は74.4%。前回の61.1%よりも増加し、認知度の向上が見られた。一方でスパムが「とても増えている」(24.8%)または「少しずつ増えている」(43.2%)などとする回答者は計68.0%に及ぶのに対して、減少とみる回答者は1割に満たず、状況が年々悪化傾向に進んでいる。スパムメールの内容は依然として多様であるが、「出会い系サイトの宣伝」が最も多く(51.9%)、前回(24.1%)より倍増している。

 メールアドレスが漏れた原因として、「無料メールアドレスを申し込んだ」(21.7%)、「自分のHPなどでアドレスを表示したことがある」(16.9%)などと並んで、「迷惑メールに返信/受信拒否のメールを送った」(15.8%)とする回答者もあった。また、約4人に1人は「心当たりが全くない」(24.7%)としている。

 スパム受信時に何らかの対応をする回答者は約4割。そのうち1割ほどは、依然として「メール内の宛先に拒否する旨のメールを送る」(11.4%)や「メールに書かれたURL内の拒否手続き等に従う」(11.4%)としている。

 何らかの対策をとっている回答者は83.9%に及ぶが、最も多いのは、「メールを見て、手動で削除」(57.4%)というものである。また、スパムの増加に対応してか、「メーラーのフィルター機能」(今回32.6%/前回24.8%)や「プロバイダ提供のフィルタリングサービス」(今回28.1%/前回21.1%)、「メールをフィルタリングするソフトウェア」(今回13.0%/前回9.8%)の利用が増えてきた。
《冨岡晶》
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