【mobidec】Yahoo!オークションのPCとモバイルのシームレスなサービスを解説
ヤフーのオークション事業部長、殿村英嗣氏によると、1999年9月に開始したPC版Yahoo!オークションの平均出品数は、現在では常時881万件(2005年10月)、また1日の平均取扱高としては16.7億円(2005年7〜9月実績)に成長したという。現在ではチャリティオークションも手がけ、さらに自治体の公売や、来年予定している財務省との近代金貨競売など、公共利用へも広がりを見せているとのことである。
■モバイルとPCのシームレスな連携
モバイル版Yahoo!オークションの利用者も増加しており、月間取扱高は57億円(2005年10月)という。またYahoo!オークションの利用実態として、利用者全体の約4%がモバイル版のみの利用、PC版との併用を加えると約14%になるとの説明もあった。
こうしたモバイルオークション市場の拡大背景として、モバイル版の利用者携帯電話にメガピクセルカメラ機能が搭載されるようになったことで、モバイルから出品した商品画像がPC並みの画質や大きさになってきていることも見逃せないという。そして同氏はYahoo!オークションとしての強みとして、次の4点を挙げた。
第1は、国内最大級のモバイルポータルサイト「Yahoo!モバイル」の圧倒的な誘導パワーである。
第2に、PC版とモバイル版のデータベース共有した国内最大級のモバイルオークションサイトである。Yahoo!オークションに出品されている881万件(2005年10月)は、PCからでも、携帯電話からでも参加できる。
第3に、PC版とモバイル版のシームレスな連携である。PCと携帯電話を切り離して考えるのではなく、それぞれのメリットとデメリット、さらに利用シーンの違いをふまえ、双方を組み合わせて使えるサイトを目指した構築を行っているという。
第4に、偽ブランド対策や補償制度を充実させ、不正を行いにくい仕組みを多重に用意し、かつ継続的に対策を実施している。今回新たに、株式会社金融エンジニアリング・グループと協力して、犯罪捜査にも活用されているデータマイニングを応用した不正利用検知モデルをネットオークション用に構築した。現在、導入に向けた準備が進められているという。
■Yahoo!オークションにおける新たな取り組み
新たなオークション市場として、今年10月より、全国の宿泊施設と宿泊プランが出品される「宿泊予約オークション」をPC版とモバイル版の双方で開始したと言う。契約宿泊施設からはプレミアム性の高いプランやお得なパッケージプランなどが出品され、それに対して宿泊希望者は、自分の希望金額で入札することにより、今まで予約が取りにくかったプランなどを落札できる可能性が出てくるという。
また「Yahoo!かんたん決済」をケータイ版でも12月上旬から開始するとのことである。これは、PCと携帯電話のシームレスな個人間決済サービスとしては業界初であると言う。
最後に殿村氏は、セブン-イレブン・ジャパンとの包括的な事業提携を11月に発表したことにも触れ、全国のセブン・イレブン店舗にて落札品の物流と受け渡し業務、落札代金などの収納代行業務に関して検討されていると述べた。
注目ニュース
Mobile Content Forum(MCF)が主催する「MCFモバイル・デベロッパー・コンファレンスmobidec 2005」が、11月29日、30日の2日にわたって秋葉原で開催された。2日目...
mobidecのバンダイネットワークスのセッションでは、「バンダイネットワークス モバイルコマースの展開」と題して、同社とパートナー企業が展開するモバイル通販サイトを紹介した。
モバイルブック・ジェーピーの佐々木社長は、「電子書籍配信へのアプローチ 〜電子出版配信はモバイルコンテンツのキラーコンテンツ〜」と題し、電子書籍配信の動向と同社の取り組みを紹介した。
mobidec初日午前のセッションで、ウィルコムは、「ウィルコムのビジネス戦略」と題して、同社のサービスの特徴や事業戦略を説明した。
mobidec2005において、アイピーモバイルの取締役丸山孝一氏は「アイピーモバイルのモバイルブロードバンドサービス」と題して講演。同社が来年10月に開始を予定しているモバイル向けデータ通信サービ...


















![[mobidec 2005] ウィルコム、通話定額プランやW-SIM採用による端末の充実でユーザ拡大を目指す](/imgs/list/11011.jpg)
![[mobidec 2005]アイピーモバイル、来年10月のサービス開始に向け魅力的なコンテンツや端末を計画中](/imgs/list/11001.jpg)







